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鋳物製造工程の副産物を原料とした土壌改良材の実証実験について~循環型社会の形成に向けた取り組み~

2020年7月13日
株式会社クボタ

株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:北尾裕一、以下「当社」)は、東急不動産ホールディングスグループの株式会社石勝エクステリア(以下、石勝エクステリア)と連携し、石勝エクステリアが管理しているゴルフ場において、鋳物製造工程の副産物由来の土壌改良材の有効性について実証実験を行っております。

1.実証実験のねらい

  • 当社は循環型社会の形成に向け、資源の有効利用や省資源化の取り組みに加え、廃棄物のリデュース(発生量の削減)、リユース(社内再生・再利用)、リサイクル(再資源化率の向上)の取り組みを進めています。
  • このたび、その一環として、水道インフラの整備に欠かすことができないダクタイル鉄管の製造で生じる副産物(水さいスラグ※1)を緑化用・農業用の土壌改良材の原料として利用促進することで、循環型社会の形成と緑化に貢献することを目指します。

※1 溶解炉から生成する溶融物のうち、鉄と分離後に水で急冷された砂状物質。主成分は、ケイ酸、酸化カルシウム、アルミナ。

2.実証実験の概要

(1)実施場所および実施期間

実施場所 実施期間 備考
千葉県内のゴルフ場 2017年10月~2020年12月末日(予定) グリーン
2019年4月~2020年12月末日(予定)
神奈川県内のゴルフ場 2017年10月~2020年12月末日(予定) グリーン
宮城県内のゴルフ場 2020年1月~2020年12月末日(予定) グリーン

(2)実施内容

  • 上記ゴルフ場のグリーンにて土壌改良材を散布し、芝の葉面状況や葉色、耐久性、根の張りかた、葉の数などを分析しています。
  • 千葉県内のゴルフ場の池に、土壌改良材を投入し、池の色と藻の発生状況の確認、水質分析を行っています。

(3)期待できる効果

  • 土壌改良材をグリーンに散布すると、土壌改良材に含まれていたケイ素などを芝が吸収し、葉の数が増え根張りも良くなり、葉色や耐久性(擦切れ抵抗性)が長期的に向上することで、病気にかかりにくくなり農薬使用量の減少効果が期待できます。
  • 土壌改良材を池に投入すると、栄養塩(リン)の吸着効果、および珪酸(シリカ)供給により、藻類の異常発生が抑制され、景観の悪化を防ぐ効果が期待できます。

3.実証実験の途中経過と今後の予定

  • 土壌改良材を散布したエリアでは、散布していないエリアよりも擦切れ抵抗性、根の伸び、芽数において高い効果が確認されています。藻の発生抑制実験では、藻類の異常発生が抑制され景観の悪化を防ぐ効果が確認されています。
  • 土壌改良材の散布実施期間が短いエリアでは、明確な効果の差が見られないため、今後も継続して実証実験を進めてまいります。
  • 水さいスラグ
  • 水さいスラグから作られた土壌改良材
  • 施用効果試験を実施した千葉県内のゴルフ場
    • 散布区
    • 非散布区

【石勝エクステリアの概要】

会社名 株式会社石勝エクステリア
代表者 合間 功
所在地 東京都世田谷区玉川2-2-1
設立年 1972年
事業内容 造園・土木の設計・施工・管理
資本金 1億円
従業員数 235名(2020年4月現在)
URL https://www.ishikatsu.co.jp/

以上

ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。

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KUBOTA REPORT 2017

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