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中国市場向け大型ディーゼルエンジンを開発
~後処理装置を簡素化し、中国市場に投入~

2018年11月21日

株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:木股昌俊 以下「当社」)は、このたび中国市場向け大型ディーゼルエンジンを開発いたしました。100馬力以下で世界トップシェアの実績に加え、今回のラインナップ拡充により建設機械・産業機械メーカーに供給することで、200馬力以下においても世界No.1産業用エンジンメーカーを目指します。

1.背景

  • 当社は産業用小型ディーゼル・ガソリンエンジンメーカーとして長年培ってきた高い技術力を生かし、農業機械や建設機械が対象となる日米欧の最新排出ガス規制に対応したエンジンを早期に開発、欧州・北米(EPA※1、CARB※2)・日本はもとより、中国、インド、ブラジルといった各国の認証を取得し、市場投入を行ってまいりました。
  • 全世界で地球環境保全の意識が高まり、各国でエンジンの排ガス規制が年々強化されています。各建産機メーカーは、最新の規制に適合したエンジンの搭載が義務付けられ、排ガス後処理装置の採用など様々な対応が求められています。
    当社は2019年に施行される欧州StageV向けを起点に、各国の排ガス規制のタイミングに合わせて大型エンジンの市場投入を進めています。
  • 今回、2020年に施行が予定されている中国ノンロード4次規制※3に向け、燃焼の最適化等により後処理装置SCR※4を使用せずに、規制に適合したエンジンを開発しました。
    エンジン及び周辺部品の搭載容積を抑え、建産機側での設計柔軟性の向上、メンテナンス性の向上が期待できます。
  • 200馬力帯でも順次ラインナップを拡大することで、100馬力以下のみならず200馬力以下でも世界No.1産業用エンジンメーカーを目指します。

※200馬力帯エンジンのリリース(欧州StageV)
 ⇒ https://www.kubota.co.jp/new/2017/17-13j.html

※1 EPA(Environmental Protection Agency):米国環境保護庁。市民の健康保護と自然環境の保護を目的とするアメリカ合衆国連邦政府の行政機関。
※2 CARB(California Air Resources Board):米国カリフォルニア州大気資源局。カリフォルニア州の大気汚染を防止するカリフォルニア州政府の行政機関。
※3 オフロード可搬式機械用ディーゼルエンジン排気汚染物排出制限値及び測定方法(中国III、IV段階)
※4 SCR(Selective Catalytic Reduction):選択触媒還元。ディーゼルエンジンの排気中の窒素酸化物(NOx)を浄化する技術。

2.本モデルの概要・特徴

  • 1) 高出力かつ低ランニングコスト

    単位排気量あたりの最大出力を引き出すだけでなく、同じ出力クラスで最高レベルの低燃費性能を実現しました。またSCRを使用しないため、尿素水やその補充が要らず、ランニングコストを抑えることが可能です。

    2)コンパクトデザイン

    SCR及び尿素タンクを使用しないため、搭載容積を抑えられ、建産機側での柔軟な設計が可能です。

    3)メンテナンス性の向上

    一方向からすべての部品がメンテナンスできるレイアウトで、作業効率がアップします。

    【諸元】

    モデル名 V5009 V4309
    排気量 5.0L 4.3L
    出力※5 129.4kW 114.0kW
    後処理装置 DPF※6 DPF

    ※5 ISO 14396
    ※6 DPF(Diesel Particulate Filter):ディーゼルエンジンの排出ガスに含まれる粒子状物質を捕集する排ガス後処理装置(フィルター)。

3.量産開始時期

  • 2020年
製品に関するお問合せ先
エンジン事業推進部(TEL:06-6648-3510)

以上

ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。

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KUBOTA REPORT 2017

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