About筑波工場について
筑波工場はどんな工場?
1975年(昭和50年)、筑波工場はトラクタと産業用エンジンの生産拠点のひとつとして設立されました。筑波工場では22~105馬力クラスのトラクタと産業用エンジンの生産を中心に行っています。また、海外需要の高い製品群を生産しており、プロダクトの海外売上比率は約80%。スタッフ3,600人がチーム一丸となって、世界中のお客様にご満足いただける製品づくりに日々取り組んでいます。

工場長からのメッセージ


数字で見る筑波工場
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「歩く農業(耕うん機)」から「乗る農業(トラクタ)」へと日本農業が変わっていくなか、トラクタの生産量確保のためにトラクタおよびエンジンの専門工場として1975年に操業開始しました。
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東京ドーム8.7個分の敷地内に、筑波研修センターや東日本部品センター・X-BASE(厚生研修棟)など多くの建屋を備えています。※工場の建屋面積:約133,000㎡(約4万坪)東日本部品センターの建屋面積:約15,000㎡(約0.5万坪)
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クボタトラクタのラインアップは、10.5~200馬力まで。国内製造拠点は堺製造所(大阪)と筑波工場の2ヶ所。筑波工場では22~105馬力、堺製造所では小型シリーズと105~135馬力までのトラクタを生産。それよりも大型のトラクタは海外拠点(フランス、カナダ)で製造しています。
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稼働当初の従業員数は370人ほどでしたが、2023年12月現在の従業員数は約10倍の3,600人に。クボタの生産拠点では最多の人数を誇ります。
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筑波工場のトラクタ生産能力は、最大で年間約8~9万台となっています。1975年10月に生産開始し、累計生産台数は、1977年には10万台、1986年には50万台、2000年には100万台、2014年には200万台を達成。2022年末には260万台を達成しました。
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工場稼働当初は1日2型式の生産でしたが、現在では国内向け1200型式、海外向け450型式におよぶ製品をミックス生産しています。
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トラクタの出荷比率は、北米36%、ヨーロッパ13%、アジア18%、日本国内23%、その他(アフリカ、中南米等)10%。約8割弱が海外に輸出されています。
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トラクタ・エンジンの生産は、自社生産および国内外400社以上のサプライヤーの協力のもとで成り立っており、世界中から4万品番以上の部品を仕入れて生産を行っております。ちなみにトラクタ1台あたりに使用されている部品の数は、約2万点以上です。
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安全・品質・環境への取り組み
筑波工場では、従業員全員が「安全最優先」の理念のもと、環境・労働安全衛生方針や、「クボタグループ 安全人間ガイドライン」に基づいて活動を行っています。さらに、週に1度安全に特化した活動を行う「安全専念時間」やVRを用いた安全教育を導入。災害ゼロをめざして日々生産を行っています。
環境マネジメントの国際規格:ISO14001
1997年、環境マネジメントシステム認証取得品質保証の国際規格:ISO9001
2000年、品質マネジメントシステム認証取得労働安全衛生に関する国際規格:ISO45001
2018年、労働安全衛生マネジメントシステム認証取得
※2023年12月現在