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建設機械

豊かな生活空間と感動の品質を世界に

小型建機専業メーカーのクボタは約50年にわたり、高度な技術とノウハウによって、都市整備に貢献しています。また、ミニバックホーの先駆者として、いち早く欧州・北米をはじめとする海外市場に進出しました。昨今は、中国やアジア、南米、アフリカ諸国の急速な都市化への支援、北米マテハン市場のニーズに対応したコンパクトトラックローダ(CTL)、スキッドステアローダ(SSL)の導入など、各地の現地ニーズに合わせた開発が世界で高い評価を獲得。クボタは都市基盤整備に不可欠な小型建機を提供し、国内外の豊かな生活環境実現を追求し続けています。

小型建機専業メーカーとして都市基盤整備に貢献

クボタは、1974年にミニバックホーを量産開始して以来、小型建設機械に特化したメーカーとして、業界をリードしてきました。現在、国内販売されている小型建機は小型に特化し、長年積み重ねてきたクボタの高度な専門技術、最新鋭ロボット、熟練エンジニアの技を結集しています。その最大の強みのひとつが、オペレーターフレンドリーな機能・操作性です。それを実現するために、各国の事情に適した開発を行い、現地のニーズに対応。都市基盤整備を担う現場や使い手のことを考慮したその設計は世界各国で高い評価を獲得しています。これからもお客様の求める製品の提供と課題解決のため、クボタは品質を追求し続けます。

ミニバックホー販売台数21年連続世界一位*

クボタのミニバックホーは業界に先駆けて欧州や北米に進出し、グローバル市場を席捲しました。加えて今日では、大都市の発展が進む中国・東南アジア諸国にも製品を提供し、各国・各地で都市整備から農業まで幅広く使用されています。2002年以降、ミニバックホー販売台数で21年連続となる世界第1位を獲得するなど、躍進し続けています。

*「Off-Highway Research 2022」より。

クボタが担う建設機械の過去と未来、そしてグローバルリーダーとして

クボタ建機の切り拓いた道は、日本の近代化の軌跡とも言い換えられます。戦後の復興から高度経済成長期まで、都市部の大規模な産業基盤整備がピークを迎え、建設機械業界は大きな発展を遂げました。しかし、後発メーカーのクボタがそこに食い込むことは難しく、苦戦を強いられます。その後、社会のニーズが生活環境整備主体の都市型工事へ移行。これを契機にクボタは小型建機に重点を置き、ミニバックホーの販売量は急増。小型建機市場で確固たる優位性を築きました。また、欧州や北米に進出し、グローバル市場を牽引していく過程では、厳密な環境規制やエコ品質に配慮したソリューションを実現。クボタのプレゼンスは世界中でますます高まっています。

クボタミニバックホーの原点

高度成長期の大型建設プロジェクトが終焉に向かい、小型建機の生産を重視する方針のさなか、1974年には、クボタミニバックホーのベースとなる全旋回式小型油圧ショベルKH1が完成しました。市場のニーズを捉えた小規模な都市型工事に適した特性で、一躍人気商品となりました。

時代が求めるニーズの多様化に応えてきたクボタの建設機械

二度の石油ショックを経て、世界的に資材の不足と値上がり、省エネルギー・省資源対策への意識が高まります。クボタはその要望を叶えるため、ミニバックホーのラインナップを拡充。小さな車体が狭い現場作業性を発揮する超ミニバックホーKH007、市街地や夜間の工事も可能な超低騒音設計を実現したKX012・014などを発表しました。

数値化できないフィーリングの追及。現場の人に愛されるクボタの建設機械の特長

戦後復興・高度成長期のインフラ整備に貢献し、後発メーカーながら小型ハンドドーザーで頭角を現したクボタは、小規模な都市型工事が主流に替わると、「小型建機のクボタ」としてミニバックホーを主力に据え、大躍進を遂げました。それを牽引した要素のひとつがオペレーターフレンドリーな機能と操作感。開発者自らが操作し、数値化できないフィーリングを製品に反映。クボタならではの現場主義で、実際に長時間操作するお客様の目線に立った開発体制が世界中で愛されるクボタの建設機械を支えています。

人と環境を第一に考え、クリーンな製品を

多様なニーズに低コストで対応し、環境保全にも配慮することが不可欠な昨今。クボタは同時多元設計を導入し、日本の建設省・米国EPA・欧州EC排ガス規制をすべてクリアしたミニバックホー「KINGLEV」シリーズを1999年に開発。国内外の市場から支持されました。

世界のインフラ整備を支えるクボタの建設機械

小型建機で最初の海外輸出は1978年、ミニバックホーKH10のイギリス出荷にさかのぼります。販売会社を通じて直ちに欧州全土に普及、やがて欧州市場でシェア1位を獲得。クボタは現地生産への転換と円高対策を講じ、1988年、西ドイツに「クボタバウマシーネンGmbH(KBM)」を設立。翌年から現地製造を開始しました。日本経済の長い停滞が続くなか、小型建機の生産拠点は日本・ドイツ・中国の3極体制となり、需要変動に即応するグローバル体制の構築に向けて大きく前進。北米においても高いステータスを確立し、今日に至ります。

中国向け7tバックホー(KX175-5)開発

急速な経済成長が続き、都市基盤の整備を急課題として、建設機械の需要が顕著な中国。都市部と農村部でインフラ設備の格差がひらき、農村部では農道などの環境整備を住民が行う傾向にあります。他国と比べて作業時間が圧倒的に長く、過酷な稼働に耐えうる製品の開発を要しました。クボタでは、エンジニアが現地で建機の使われ方や人々の暮らしを体験することで、製品の先にいるエンドユーザーの生活に寄り添う開発を行っています。

北米のニーズに応えたクボタならではの製品展開

北米市場においても、強い存在感を示すクボタの建設機械。その要因となったのが、非掘削系小型建設機械の展開でした。運搬・積込・整地用のCTL(コンパクトトラックローダ)や農場で使用されるSSL(スキッドステアローダ)など、建設機械と農業機械の両方を手掛けるクボタだからこそ実現できた製品展開で、北米の需要にしっかりと応えました。

製品情報

関連情報

グローバル事例(建設機械)

グローバルで確かな評価と信頼を得ているクボタの技術と製品の各国の事例をご紹介します。

サステナビリティ(環境分野での取り組み)

クボタは社会と産業基盤の整備を通じて、快適な生活環境の創造と保全に貢献し、持続可能な社会の実現をめざしています。