「土壌挙動解析技術による世界の土壌に対応した農業機械の開発」が2025年度日本機械学会賞(技術)を受賞
2026年4月24日
株式会社クボタ
株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長 CEO:花田晋吾、以下「当社」)が東京大学大学院工学系研究科 機械工学専攻(長藤研究室)との共同研究(産学協創事業)で行った「土壌挙動解析技術による世界の土壌に対応した農業機械の開発」が、2025年度日本機械学会賞(技術)を受賞しました。
農業機械の開発においては、地域や気候、季節などによって大きく異なる土壌条件に対応することが求められますが、あらゆる土壌条件で試験を行うことは、開発上の大きな制約となっていました。
今回開発した土壌挙動解析技術(以下、本技術)は、世界各地で異なる土壌条件や農作業における土の挙動を数値化することができる先進的な技術です。これにより、さまざまな土壌条件における挙動をシミュレーションすることができ、農業機械と土壌の相互作用を高精度に予測できるようになりました。本技術の導入により、農業機械の開発プロセスにおいて、さまざまな土壌条件を想定した解析を設計段階で行うことが可能となり、開発期間の短縮や、農業機械の高性能化を実現しました。
当社は今後も、本技術のさらなる高度化と実装を通じて、世界各地の多様な環境に対応した高性能な農業機械の開発に取り組み、持続可能な農業の実現に貢献してまいります。
本技術を活用して開発した農業機械
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表彰式の様子
1.受賞した技術について
「土壌挙動解析技術による世界の土壌に対応した農業機械の開発」
| 概要 | ・本技術は、国や地域によって異なる土壌条件を数値解析により再現し、農業機械が土の中でどのように挙動するかを事前にシミュレーションできる技術です。 ・従来、農業機械の開発は地域や天候、作業時期に大きく左右され、実機試験を中心とした開発プロセスが不可欠でした。本技術の導入により、設計段階から土壌条件を考慮した解析が可能となり、さまざまな環境に適した農業機械の性能向上と、開発の効率化を実現しました。これにより、安定した農作業を支えるとともに、世界の食料生産を支える技術として期待されています。 ・本技術の開発にあたっては、東京大学大学院工学系研究科 機械工学専攻(長藤研究室)は実験による検証などを通じて土壌の性質を科学的に明らかにするとともに、農作業時における土壌の動きを再現する数値解析技術の研究開発を担当しました。当社は、世界各地での土壌調査により得られた知見を基に、土壌の挙動と農業機械の性能との関係を明らかにするとともに、数値解析技術を実際の農業機械に適用することで、高性能化を実現しました。 |
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農作業における土の挙動のシミュレーション
2.日本機械学会賞(技術)について
日本機械学会賞は、日本の機械工学・機械工業の発展を奨励することを目的として一般社団法人日本機械学会が設けた賞であり、技術の相対的優秀性や、生産性の向上を通じた経済・社会への貢献などの観点から、優れた研究成果や技術を表彰するものです。
2025年度日本機械学会賞ほか受賞者について
https://www.jsme.or.jp/20260409-2/
ご参考
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東京大学とクボタによる産学協創協定の締結について(2021年11月30日)
https://www.kubota.co.jp/news/2021/management-20211130.html
以上
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