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ニュースリリース

2012年4月13日

宮城県農業高等学校に整備実習用トラクタを寄贈

株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、会長兼社長:益本康男)は、農業機械の構造や整備について学ぶ実習授業用のトラクタを津波で失った宮城県農業高等学校に対し、当社製中古トラクタ3台を寄贈致しました。実習教材や設備が整い、通常の実習授業が早期に再開できることを心よりお祈り申し上げます。

<ご参考:トラクタ引き渡しの様子>

1.寄贈の内訳

      
トラクタ(中古) 台数(台)
L1-285(28馬力) 1
ZL1-285(28馬力) 1
L1-195(19馬力) 1
3

2.寄贈に至る経緯

  • 農業高校の農業機械科では、農業機械(トラクタ)の基本構造の理解と、整備・修理に関する知識・技能習得のためにトラクタの分解・組み立て実習を行います。
  • 過日、当社が同校に実習用のディーゼルエンジンを寄贈した際に、東日本大震災の津波で実習用トラクタが全て流出・損壊し、分解・組み立ての実習が行えない同校の状況を目の当たりにしました。
  • 農業高校は授業に占める実習の割合が高く、実習教材・設備が整備されなければ通常通りの授業を再開出来ません。被災地産業の将来を担う未来の力を育成する同校の教育環境整備に貢献すべく、トラクタを寄贈することと致しました。

3.今後の予定

  • トラクタは弊社農業機械のディーラーである株式会社五十嵐商会を通じて4月13日に納入いたしました。
  • 同校では、新年度の授業から当該トラクタを使用して農業機械実習を再開する予定です。
  • 当社は、特別講座の開講なども含め、同校の各種実習支援を今後も継続する予定です。
  • さらに、同校と連携・協働しながら、実習の成果を活かした地域復興支援にも取り組む予定です。
 

以上

プレスリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。