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ニュースリリース

2010年04月20日

北海道大学の『農地再生・ふるさと起業』の研究を支援

当社はこのたび、新産業の創出による地域の活性化を目的とした、農業と観光の異分野連携の研究を支援します。
 当社の寄附金により、北海道大学観光学高等研究センターに食料・水・環境・観光を基軸とした地域再生の研究を行う寄附研究部門が設置されます。

1.経緯

  • 当社は、平成20年より社会貢献活動「クボタeプロジェクト」として、耕作放棄地の再生支援など日本農業の活性化をサポートしています。
  • 一方、北海道大学観光学高等研究センターは、NPO法人と連携し、観光創造を核に地域再生に向けて、田舎で生業を起こす若者たちを支援する「ふるさと起業塾」を展開しています。
  • 「ふるさと起業塾」は「クボタeプロジェクト」活動の理念と合致するものであり、北海道大学と当社とのコラボレーションによる研究活動は、日本の農業と地域の活性化に大きく貢献できる可能性があります。
  • また、農業を中心とする多様な連携軸を構築することで、人材育成を通じた環境保全・豊かな社会づくりにも貢献することができると考え、北海道大学観光学高等研究センターの研究を支援することといたしました。

2.概要

(1)研究部門名 クボタ農地再生・ふるさと起業研究部門
(2)寄附金額 年間 1500万円 〔総額4500万円(3年間)〕
(3)期間 平成22年4月1日~平成25年3月31日(3年間)
(4)担当教員名 総括責任者)石森 秀三 観光学高等研究センター長
(教授)佐藤 誠、西山 徳明(兼務)
(5)研究テーマ 食料・水・環境・観光を基軸とした地域再生
 ①次世代ツーリズムの創造研究推進
 ②社会的企業※1の創出やそれを担う人材の育成
 ③耕作放棄地の再生、利活用
 ④新農産物物流システム・先端農業生産システムの開発
 ⑤6次産業化※2による地域振興研究
  (※1)社会問題の解決を目的として収益事業に取り組む事業体
  (※2)農業や水産業などの第一次産業が食品加工・流通販売にも業務展開している経営形態


<ご参考>

【北海道大学観光学高等研究センター】
  • 政府の観光立国宣言で観光が国家的課題と位置づけられる中、新しい観光の創造に向け、国立大学初の観光創造研究を行う機関として平成18年4月に設立。(センター長:石森 秀三教授)

【クボタeプロジェクト】
  • クボタの経営資源を有効に活用し、「食料」「水」「環境」分野における様々な社会の課題解決に向けた継続的な社会貢献活動。
  • 詳細はウェブサイト(URL: http://www.kubota.co.jp/epro/index.html)をご参照下さい。

以上

プレスリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。