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クボタ、全国で高精度位置補正情報サービスを開始 ~ロボット農機のインフラを整え、普及を促進~

2026年7月27日

株式会社クボタ

株式会社クボタ(本社:大阪市北区、代表取締役社長 CEO:花田 晋吾、以下「当社」)は、ロボット農機やドローンなどによる高精度作業に欠かせない、RTK(リアルタイムキネマティック)方式による位置情報の補正サービスを本年8月1日より全都道府県で提供開始します。特許出願中のクボタの独自技術により、RTKのなかでもRRSとVRSという2種類の方式をハイブリッドすることにより、リーズナブルな利用料で提供します。
誤差±2~3㎝の高精度を可能にする位置情報補正サービスを全国展開し、ロボット農機をはじめとするスマート農機のさらなる普及に貢献します。

1.背景とねらい

  • 国内農業では高齢化や人手不足を背景に、ロボット農機をはじめとしたスマート農機の普及が急がれています。ほぼすべてのロボット農機は人工衛星の位置情報(GNSS)を利用して稼働しますが、±10m程度の誤差が生じることがあるため、精密な作業を行うためには測位のズレを補正するための位置補正情報が欠かせません。
  • 農作業で求められる誤差±2~3㎝の高精度を実現するために、無線やインターネット経由で補正情報を受信するRTKという仕組みではRRS(Real Reference Station)とVRS(Virtual Reference Station)という2つの方式が一般に利用されています。RRSは比較的安価に利用することができますが、地上の固定基地局から物理的に距離が離れるにつれて精度が低下します。 一方で、VRSは全国約1,300カ所の国土地理院の電子基準点をベースに仮想の基準点を作り出す方式で、ほぼ日本全国で利用可能かつ安定していますが、サービス利用料が比較的高価と言われています。
  • 当社は、独自の技術で国土地理院の電子基準点のデータを利用したRRSとVRSの補正情報を組み合わせることにより、ほぼ日本全国をカバーしつつリーズナブルな利用料、しかも安定しているというそれぞれの長所を取り入れたサービスを実現しました。担い手と言われる大規模な生産者は規模が拡大するにつれて作業をするエリアもより広範になっていきますが、位置補正情報サービスのエリア内外をほぼ気にすることなく、ロボット農機やドローンなどを使用した高精度な農作業が可能になります。
  • 当社はロボット農機が高精度作業を行うためのインフラとなる高精度位置補正情報サービスを全国展開することにより、ロボット農機の普及を促進し、日本農業の持続性と課題解決に貢献してまいります。
  • カバーエリアのイメージ図。RRSは丸のエリアが対象だが、K-RISではVRSによる三角形のエリアまでカバー可能。その他の白いエリアも全国約1,300カ所の電子基準点を使ったRRS・VRSで同様にカバーできる。

2.サービス概要

名称 K-RIS(Kubota RTK-gnss Information Service/読み:ケーリス)
料金 年額39,600円(税別)
※2027年7月末までの1年間はトライアル期間として無料でご利用いただけます。
対象地域 全都道府県
※LTEの利用エリア内
サービス開始日 2026年8月1日
利用に必要なもの クボタが販売するRTK対応のスマート農機(トラクタ、コンバイン、田植機、ドローン、自動操舵装置 など)
※別途インターネット通信環境(SIMまたはスマートフォンのテザリング等)が必要です。また、ご利用の機器構成によっては、補正情報を受信するための通信機器・周辺機器をお客さまにてご準備いただく必要があります。
ご契約方法 クボタ営農支援システム「KSAS」内の「KSAS Marketplace」よりお申込み
※KSASの会員登録が必要です
その他 さらなる自動・無人作業の進歩や普及が見込まれるロボット農機の安全性確保のため、
農水省の『農業機械の自動走行に関する安全性確保ガイドライン』ではサイバーセキュリティ
対策も求めており、K-RISはその基準への対応も予定しています。
スクロールできます

以上

ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。

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