ノルウェーのアグリテック企業 Kilter AS に出資し、欧州での精密除草ソリューションを強化 2026年よりクボタの販売ネットワークで取り扱いを開始
2026年3月4日
株式会社クボタ
株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長 CEO:花田晋吾、以下「当社」)は超精密除草剤散布技術を備えたロボット「AX-1」を開発・製造・販売するノルウェーのアグリテックスタートアップ企業Kilter AS(本社:ノルウェー王国アーケシュフース県、代表者:Anders Brevik, Kristoffer Magnor、以下、Kilter社)に出資しました。また、2026年より当社の販売ネットワークを活用し、ドイツおよびオランダで「AX-1」の取り扱いを開始します。
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ほ場で稼働する超精密除草剤散布ロボット「AX-1」
1.背景とねらい
- 農業における過剰な農薬使用は、土壌や水、大気を汚染する要因となることから、EUでは環境負荷の低減と持続可能な食料生産を目的に、化学農薬の使用削減を重要な政策課題として位置付けてきました。
- EUでは除草剤として使用可能な成分が制限されていることや、雑草の薬剤耐性が高まっていることから、除草作業の負荷が増大しており、環境負荷を低減しつつ、収量を確保するため、より精密で持続可能な除草技術へのニーズが高まっています。
- Kilter社が開発したAIを活用した超精密除草剤散布ロボット「AX-1」は、6×6ミリメートルという極めて小さな範囲をねらって1滴ずつ除草剤を散布することができる技術「Single Drop Technology」により、必要最小限の除草剤を散布できるため、作物を傷つけることなく、作物のすぐ周辺まで効率的に除草作業を行うことができます。これにより、除草剤の使用量を大幅に削減することができ、環境の持続可能性と農業の生産性の双方において有効です。
- Kilter社は「AX-1」をすでにノルウェー、スウェーデン、ドイツなどの高付加価値作物の生産者向けに販売しており、15種類以上の作物に対応しています。今後は、対象作物をさらに拡大するとともに、当社の販売ネットワークを通じて、ドイツおよびオランダにおける販売体制を強化する計画です。
- 当社は今後も精密農業ソリューションの展開に取り組み、持続可能な農業の実現に貢献してまいります。
2.Kilter社の概要
| 会社名 | Kilter AS |
|---|---|
| 代表者 | Anders Brevik, Kristoffer Magnor |
| 本社所在地 | ノルウェー王国アーケシュフース県 |
| 設立 | 2021年 |
| 事業内容 | AI を活用した自律型超精密除草剤散布ロボットの開発・製造・販売 |
ご参考
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「AX-1」デモストレーション動画
https://www.youtube.com/watch?v=DmjcvS3ocHc
以上
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