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福島県南相馬市と「新たな家庭ごみ収集分別技術の実証試験」に関する協定を締結

2026年2月18日

株式会社クボタ

株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長 CEO:花田晋吾、以下「当社」)は、福島県南相馬市と「新たな家庭ごみ収集分別技術の実証試験」(以下、「本実証試験」)に関する協定を締結しました。
本実証試験では、南相馬市および地域の皆様と連携し、家庭から排出される生ごみや紙ごみ等のバイオマス資源について、従来の収集方法と比較し、より高い分別精度かつ効率的に収集・分別する技術の有効性を検証します。

  • (左)(株)クボタ 常務執行役員 環境事業部長 福原真一、(右)南相馬市長 門馬和夫 様

1.背景とねらい

  • 近年、国は地域における再生可能エネルギーの活用を推進するため、バイオマス利活用の取り組みを積極的に進めています。
  • 家庭から排出される生ごみや紙ごみは、再生可能な有機資源であるバイオマスの一つです。これらを適切に分別・回収し発酵処理を行うことで、生成されるバイオガスを発電に利用できるほか、堆肥としての活用も可能となり、地球温暖化対策や循環型社会の形成、さらには地域活性化の推進につながります。
  • 一方で、バイオマスを効率的に活用するには、生ごみや紙ごみ以外の可燃ごみとは分けて収集する必要があり、収集日や収集車両の増加によるコスト上昇が課題となっています。
  • 当社は、破砕・選別・焼却・溶融といった幅広い技術を活かし、60年以上にわたり廃棄物処理に取り組んできました。さらに、メタン発酵技術*も保有しており、家庭や事業所などから発生する多様なバイオマスを有効活用し、循環型社会の実現にも貢献しています。
  • 南相馬市は、「南相馬市ゼロカーボンシティ宣言」を公表し、市内における二酸化炭素排出量を2050年までに実質ゼロにすることをめざし、太陽光、風力、バイオマスなど地域特性を生かした再生可能エネルギーの地産地消の拡大や、3Rやゴミの分別による地域資源循環に取り組んでいます。
  • このたび、南相馬市と当社は、バイオマスの効率的かつ安全な利活用に向けたごみの分別の仕組みや技術の有効性を検証することを目的として、本実証試験に関する協定を締結しました。本実証試験を通じて得られる知見を生かし、持続可能な地域循環型社会の実現に取り組んでまいります。
  • 食品廃棄物をメタン発酵させ、大幅に減量化すると同時に、得られたバイオガスをクリーンエネルギーとして取り出す技術。

2.本実証試験の概要

  • 本実証試験では、モデル地区の家庭から小分けにしたバイオマスとそれ以外の可燃ごみを同じごみ袋に入れて出してもらい、選別装置がAIを活用してバイオマスのみを自動選別します。
  • これにより、従来と変わらないごみの収集費用で、バイオマスを効率的に取り出せるかを検証します。

3.主な役割

南相馬市
  • 実証試験の総括
  • モデル地区の選定
  • 試験ごみの収集及びごみ焼却施設への搬入
  • 使用するごみ袋の仕様決定
  • 実証試験場所の提供
クボタ
  • 実証試験の計画、実施
  • 装置及び必要な機材の手配
  • 使用するごみ袋の仕様検討

当社は、これからも安全で安心な生活環境の保全に貢献し、人々の暮らしを豊かにする循環型社会の実現をめざしてまいります。

以上

ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。

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