2013年01月07日
会長兼社長・益本康男 年頭所感(要約)
~ より柔軟に、大胆に!グループ一丸となってチャレンジしよう!~
1.「クボタグローバルアイデンティティ」を自分の行動に置き換えよう
昨年、世界共通の企業理念「クボタグローバルアイデンティティ」を制定しました。経営のグローバル化やダイバーシティの進展などにより、多種多様な社員が働く今、「クボタグループは何のために存在し、何を大切にしているか」という基本的な考えを、全世界約3万人のグループ全員で共有することが必要です。この理念を自分の行動に置き換えながら考え、語れるようになっていただきたい。心を一つにすることで、真に社会から親しまれ、求められる企業グループであり続けたいと思います。
2.「Made by KUBOTA」―――真のグローバル企業をめざして
「人類の生存に不可欠な『食料・水・環境』の分野における課題解決」。モノづくり企業としてそのミッションをグローバルに果たしていくため、昨年は北米、アジアで農業機械などの現地生産をさらに拡大しました。また水・環境分野においても、米国で耐震形ダクタイル管「GENEX」を、マレーシアではパーム油廃液処理設備をそれぞれ初受注するなど、グローバル化を進めています。「Made by KUBOTA」の考えのもと、グループ全員が安全にモノづくりに取り組み、世界のどこからでも質の高い製品・サービスを提供できる真のグローバル企業像を追求していきます。
3.前例や慣習にとらわれない、果敢なチャレンジに期待!
猛スピードで事業環境が変化する中でさらに成長するには、「自前主義」に拘らず、新たなパートナーの力を借りることも必要です。その一例として、昨年は海外畑作向け農機市場への参入や、アジア地域における水処理エンジニアリング事業の強化を目的としたM&Aを実施しました。また、日本の農業関係者の支援のために、農業機械事業の枠組みを超えて、日本米の輸出ビジネスも立ち上げました。いずれも今までのクボタにはなかった、イノベーションとも言える試みです。視野を広く持ち、世の中の様々な動きや出来事に学びながら、日々チャレンジしていただきたい。そして、前例や慣習にとらわれない果敢なチャレンジによって、皆さんの中に仕事のやりがいや将来の夢が生まれることを期待します。
柔軟に、そして大胆にアクションを起こし、「食料・水・環境」分野における課題解決という大きな夢に向かって、グループ一丸となってチャレンジしていきましょう。
※本稿は、本日、グループ役員・従業員向けに配信した年頭所感を要約したものです。
以上
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