2013年12月3日
「グリーン物流優良事業者表彰」で『経済産業大臣表彰』を受賞
株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、会長兼社長:益本康男)と子会社のケービーエスクボタ株式会社(社長:河上和則)は、このたび経済産業省・国土交通省 他の主催による「グリーン物流優良事業者表彰」において、『経済産業大臣表彰』を受賞いたしました。
記
1.受賞の概要
受賞内容 | 内陸コンテナターミナルを活用したコンテナの往復利用(ラウンドユース)による二酸化炭素排出量削減の取り組み |
受賞事業者 (計 22事業者) |
株式会社クボタ、株式会社東芝、株式会社イトーヨーカ堂、キリンビール株式会社、サントリービジネスエキスパート株式会社、シャープトレーディング株式会社、ナイキジャパン合同会社、株式会社アシックス、SABIC イノベーティブプラスチックスジャパン合同会社、株式会社オートウェイ、株式会社ジョイフル本田、NYK CONTAINER LINE 株式会社、株式会社 MOL JAPAN、株式会社ケイラインジャパン、株式会社韓進海運、AMERICAN PRESIDENT LINES,LTD.、ORIENT OVERSEAS CONTAINER LINE LIMITED、ケービーエスクボタ株式会社、みなと運送株式会社、山九株式会社、吉田運送有限会社、茨城県 |
受賞理由 | 往路および復路のいずれかが空となる海上コンテナのトラック輸送において、内陸コンテナターミナルを活用し、効率的にコンテナの往復利用(ラウンドユース)を行うことで、物流の効率化とCO2の排出量削減を実現。 |
2.表彰を受けた事業の概要
- 従来、輸入荷主は自社倉庫へ輸入品を運搬した後、東京港に空のコンテナを返却し、輸出荷主は輸出品を積み込むために、東京港から自社工場まで空のコンテナを回送していました。(図①参照)
- 輸出入ともに往路・復路のいずれかが空となる海上コンテナのトラック輸送において、内陸コンテナターミナルを積極的に活用し、効率的にコンテナの往復利用(ラウンドユース)をすることで、往路・復路どちらにおいても貨物が積載されている状態を実現し、トラックの輸送距離を低減するとともに、CO2の削減にも貢献しました。
- また、空コンテナの搬出入量を削減(半減)させることで、東京港のコンテナヤードおよび周辺道路の慢性的な混雑を緩和するモデルケースを構築しました。
(ご参考) 「グリーン物流優良事業者表彰」について
日本の物流分野におけるCO2排出削減を目的として平成17年に経済産業省、国土交通省、産業界が設立した「グリーン物流パートナーシップ会議」において、物流分野での地球温暖化対策に顕著な功績があった活動に対し、経済産業省および国土交通省が表彰を行うものです。
※経済産業省ニュースリリース →http://www.meti.go.jp/press/2013/12/20131202003/20131202003.html
以上
ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。