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ニュースリリース

2013年10月15日

空気清浄機「ピュアウォッシャー」を本格発売~水の力を利用して、広い室内を除菌・消臭・加湿~

株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、会長兼社長:益本康男)は、クリーンルーム向け空調機で培った水噴霧技術(エアワッシャ)を活かし、ウイルス、カビ、浮遊菌の除菌率99.9%を達成(※1)した空気清浄機 「ピュアウォッシャー」を本格発売致します。4月より開始したモニター販売を踏まえて、利便性、デザインなどを改良し、病院待合室、老人福祉施設、保育園などに向け、優れた除菌・消臭・加湿効果でより安心快適な室内環境を提供します。
※1 試験方法はJEMA(日本電機工業会)規格「空気清浄機の浮遊ウイルスに対する除去性能評価試験方法」に準ずる。


1.製品情報

製品名: ピュアウォッシャー
発売日: 平成26年1月中旬
販売目標: 初年度4000台
型式: PW-20-IT-A
重量: 125kg
風量: 1200m3/h
適用面積: 200m2
サイズ: 700mm x 435mm x 1815mm

2.開発の背景

  • 近年、花粉症有病率の増加や新型インフルエンザ、黄砂、PM2.5による健康被害への意識が高まる中、病院待合室、老人福祉施設、保育園、オフィス、ホテル、映画館などのパブリックスペースにおいて、空気清浄機のニーズが高まっています。
  • 当社は、広い室内空間に浮遊するゴミ、塵、汚染ガスを除去することが求められる半導体などのクリーンルーム向けに空調機を開発・販売し、高い「水噴霧技術(※2)」を培ってきました。
  • この技術に加え、除菌性に優れた「微酸性次亜塩素酸水(※3)」を用いて、除菌・消臭・加湿機能をもった業務用の空気清浄機を開発しました。
※2 水噴霧技術: ミスト状に吹き付けられた水が空気中の異物を取り込んで、空気を清浄する技術。
※3 微酸性次亜塩素酸水: 塩酸を電気分解するなどの方法で得られる、人体に安全で、かつ除菌能力の高い水溶液。

3.主な特長


1.高い清浄効果

水噴霧技術とフィルターの組み合わせで、空気中のウイルス、カビ、浮遊菌を水で取り込み、確実に取り除きます。水に取り込まれたウイルス、カビ、浮遊菌は、ピュアウォッシャー内部で生成される微酸性次亜塩素酸水の力で除菌します。

2.大空間を素早く浄化

水噴霧技術を用いることで、200m(約120畳、バレーボールコート相当)程の広さにも一台で対応することができます。
また、風量が最大1200m/hと大風量であるため、素早く浄化することが可能です。

3.加湿効果

微細なミストと空気が混じり合うため、高い加湿能力を持ちます。(最大加湿量 2.7㎏/h(23℃・RH50%条件) ※標準モード時)

4.微酸性次亜塩素酸水(除菌水)の取り出し(オプション)

ピュアウォッシャー内部で生成される微酸性次亜塩素酸水を適宜取り出すことができます。人体に安全で高い除菌能力を持つ微酸性次亜塩素酸水が手軽に利用できるため、机やドアの取っ手などパブリックスペースで多くの人が触るものを除菌するのに便利です。


4.カラーバリエーション

本体カラーは3色を揃え、設置場所にあわせてお選びいただけます。



<製品に関するお問い合わせ先>
株式会社クボタ  空調事業ユニット 開発営業グループ TEL:03-3245-3133

以上

ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。