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ニュースリリース

2013年10月01日

材料研究開発組織「マテリアルセンター」を設置
~材料の高機能化により、製品競争力を強化します~

株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、会長兼社長:益本康男)は、10月1月付で材料研究開発組織「マテリアルセンター」を新設します。中長期的な視点で材料の高機能化に取り組むことで、製品競争力を強化します。

1.マテリアルセンター設置の背景と狙い

  • 当社は鋳物製造業として創業。その技術を核として水道用鋳鉄管や農業機械など、さまざまな製品を開発・販売してまいりました。鋳鉄・鋳鋼に代表される金属やセラミックスの材料開発に関しては独自の技術・ノウハウを有しています。
  • しかしながら、材料開発の機能が当社の素形材事業部のみにあり、材料開発が素形材関連製品と一部の水環境関連製品に限られていました。そのため、全ての事業の製品の材料開発に対応できる体制を整えることが喫緊の課題となっていました。
  • このたび、素形材事業の技術・ノウハウを活用し、全社的な組織として「マテリアルセンター」を立ち上げ、短期利益にとらわれない中長期的な視点で各事業の材料開発・材料評価を行える体制を整えます。これにより、農業機械等の製品においても、高機能化した材料の使用により差別化を図り、製品競争力を強化します。

2.マテリアルセンターの概要

設置日 平成25年10月1日 ※「研究開発本部」の管轄下に設置
本格稼働日 平成26年4月(予定)
拠点 枚方製造所 ※平成27年4月に新建屋を建設予定
所長 執行役員 濱田 薫(素形材事業部長 兼務)
人員 平成25年10月1日時点:16名(兼務者含む)
平成26年4月1日時点:30名(予定・兼務者含む)

3.活動内容

材料・製法の開発 事業部と連携し、事業ニーズに沿った材料および製法の開発を行います。
材料の解析・評価 製品に使用される材料の解析・評価を行い、設計および研究段階で信頼性を検証することで販売段階における製品の品質保証に寄与します。

4.今後の予定

  • 製造プロセスを担当する品質・モノづくり本部と連携し、開発内容の早期実用化に取り組みます。
  • 国内外の大学・研究開発機関等の外部組織との連携を行います。
 

以上

ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。