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ニュースリリース

2012年01月06日

会長兼社長・益本康男 年頭所感(要約)~ スピードを上げて果敢にチャレンジしよう!~

1.変革のスピードを上げよう!

 欧州の債務危機、かつてない水準にまで達した円高など、クボタグループの経営を取り巻くグローバル環境はより複雑に変化し、依然厳しい様相を呈しています。売上の過半を海外市場が占めるクボタグループへの影響もさらに大きくなっています。
 変化する事業環境や市場に対し、俊敏に自らを変えていく力を強化しなくてはなりません。私たちが変えなければならないこと、変えるべきものをよく見極め、スピードを上げて変革していきましょう。

2.グループの成長に向けて果敢にチャレンジしよう!

 グローバル化の更なる推進策の一環として、昨年、中国に統括会社を設立しました。日本を抜いて世界第2位の経済大国に成長した中国での各事業を束ね、クボタグループとしてより効果的に力を発揮していくことが肝要です。事業の現地化では、米国での中型トラクタの生産を決定するとともに、将来の事業拡大に向けて、畑作用農業機械市場への本格進出の足がかりとなる欧州企業の買収を決断しました。グローバル事業の展開に合致する人事制度への見直しも鋭意検討を進めています。「技術開発戦略会議」では次代を担う若手も参加し、クボタグループの将来について熱い議論を重ねています。
 やる気のある社員がますますチャレンジできる風土をつくっていきます。クボタグループの成長に向けて、何事に対しても果敢に挑戦していきましょう。

3.「食料」「水」「環境」分野の課題解決にグループ一丸となって力を発揮しよう!

 東日本大震災やタイ国の大洪水の復興はこれからが本番です。クボタグループの事業とも関わりが深いこれら被災地が困っていることや求めていることをいち早く掴み、これまでの事業の枠組みややり方にとらわれず、皆で知恵を出し合うことが重要です。
 社会に対する強い志を持つとともに、クボタグループの社会的意義・価値観を今一度認識し、今こそ、私たちが担う「食料」「水」「環境」分野での課題解決に向けて、グループ一丸となって力を発揮していきましょう。

4.スピードを上げて果敢にチャレンジしよう!

  全てに共通する今年のキーワードは「スピードアップ」です。日々刻々と変わる、不確定要素が多い事業環境ではありますが、確証が得られるまで立ち止まっていたら、いざという時には乗り遅れているかもしれません。全員が「やるんだ!できるんだ!」という強い意志をもち、それぞれの目標達成に向けて早く、速く実践していくことを期待します。

※本稿は、クボタグループ役員・従業員向け年頭所感を要約したものです。

以上

プレスリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。