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ニュースリリース

2012年12月19日

中国でトラクタの生産を開始

当社は、中国の現地法人「久保田農業機械(蘇州)有限公司(以下、「KAMS」)」にて2013年1月からトラクタの生産を開始します。現地生産によりコスト競争力を強化し、中国市場でトラクタの拡販を目指します。

1.新工場の概要

○所在地 中華人民共和国 江蘇省 蘇州市
○生産面積 11,000m2(KAMSのレンタル工場内)
○投資額 約3億円
○生産品目 中国市場向けトラクタ
○生産能力 約1万台/年(2015年時点)
○量産開始 2013年1月予定
○従業員数 トラクタ生産従事者 約200名(2015年時点)
 

2.背景・狙い

  • 当社は、中国において農業の機械化需要が高まった1998年にKAMSを設立し、コンバイン、田植機の生産と販売を行ってまいりました。
  • トラクタについては2009年に中国市場へ投入し、現在、日本からの輸出販売を行っています。
    今後、中国国内でさらに販売を拡大するためには、コスト競争力の強化が喫緊の課題です。
  • 現地生産により、為替変動リスクを低減するとともに、2014年に量産を開始する「久保田発動機(無錫)有限公司」から基幹部品であるエンジンを調達するなど、部品の現地調達率を引き上げることでコスト競争力を強化します。

3.今後の予定

  • 中国国内で拡大している高馬力の需要に対応するため、70馬力クラスのトラクタから生産を開始。
    2016年には100馬力以上のトラクタの生産も開始する計画です。

<ご参考>

【KAMSの概要】
○会社名 久保田農業機械(蘇州)有限公司
○設立 1998年4月
○所在地 中華人民共和国 江蘇省 蘇州市
○代表者名 山本 耕一
○規模 敷地面積:12.7万m2・建屋面積:3.3万m2
○資本金 2,100万USドル
○出資比率 クボタ100%出資
○事業内容 コンバイン、田植機等の製造・販売

以上

ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。