2011年01月06日
会長兼社長・益本康男 年頭所感(要約) ~変化を恐れず、夢と勇気をもって挑戦し続けよう!~
1.進んで変革しよう!
急激な円高や朝鮮半島の緊張など、経営を取り巻く国際環境は予測できないほど複雑に変化しており、売上の半分を海外市場が占めるクボタグループへの影響は極めて大きなものとなっています。変化が招くピンチをチャンスに転換し、事業を発展させていくためには、迅速な「変化」が強く求められます。前例を踏襲するのではなく、皆さん各々の立場で新しい発想やイノベーションを生み出し、状況に合ったやり方に即座に改めていくことが不可欠です。変わることが当たり前、という意識や感性を常に持ち、行動していきましょう。2.全体最適の効果を発揮しよう!
今年は複数の会社間、地域間、部門間、職種間にて相互のシナジー効果を早急に発揮することを目標として下さい。これらが連鎖的に進めばグループ全体が同じ方向に向かっていくものと確信しています。全体最適の成功体験をどんどん作り上げていきましょう。3.夢のある挑戦的風土をつくろう!
経営幹部自らが高い目標に向かってチャレンジする姿勢を示すことが、若い人に勇気を与えることにつながります。女性社員の活躍の場を拡げるとともに、グローバルな視点で現地へ権限を委譲し、「やる気のある人がますます挑戦できる」風土を目指して制度を改革します。若い皆さんを中心に夢のある企業グループにしていきましょう。4.スピードと有言実行を重視した経営へ
今年は兎年です。世界情勢の潮流に乗り遅れることのないように、これまでの確実・堅実な経営(=亀)に加え、これからは脱兎の如くスピーディーな経営スタイルを織り交ぜていく考えです。またその過程では、不言実行ではなく、自らの意思と責任感が伴った「有言実行」を重視していきます。クボタグループ全員が、「食料・水・環境」分野における世界的課題の解決を目指し、変化を恐れず夢と勇気を持って挑戦し続けていくために、今後も何をどのようにすべきかを皆さんとともに大いに議論して、前進していきたいと思います。全員の奮起を期待します。
※本稿は、クボタグループ役員・従業員向け年頭所感を要約したものです。
以上
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