2010年01月20日
コンバイン「エアロスター ダイナライトシリーズ」を発売
~使いやすさを徹底追求~
当社は、コンバイン「ニューエアロスターシリーズ」をモデルチェンジし、使いやすさを徹底追求した「エアロスターダイナライトシリーズ」(3条刈2型式、4条刈2型式)を発売します。
記
商品名
クボタコンバイン
「エアロスター ダイナライト」
発売日
平成22年1月
型式と価格
型式 | 最高出力 | 税込価格 |
---|---|---|
ER329 | 29馬力 | 4,704,000円~ |
ER335 | 35馬力 | 5,439,000円~ |
ER438 | 38馬力 | 5,880,000円~ |
ER447 | 47馬力 | 6,331,500円~ |
開発の背景
- 経営規模の拡大を志向する小規模営農組織や中規模農家等を主な顧客とする3条、4条刈クラスのコンバインは、高い作業能率・能力が求められています。
- 「エアロスターダイナライトシリーズ」は、取り扱いや運転操作、メンテナンスの負担の軽減というニーズにも応え、従来機の軽量コンパクトを継承しながら、上位クラスの高機能と小型機種のシンプルな操作を融合することで、作業性・操作性・メンテナンス性の向上を実現しました。
主な特長
<作業性の向上>
- 「3条全面刈」を新採用(※)
全面刈(走行部のほぼ全幅を刈ること)を採用したため、走行部が未刈稲を踏み倒す心配がなく、安心して操作ができます。ほ場の入口や四隅、あぜ際など、今まで手刈りしていたところもコンバインで刈取ることができるため、手刈り面積が減り、補助者の作業を軽減します。
- ※ 4条刈は従来から全面刈を採用
- 機体姿勢を常に安定させる「ニュー4PCモンロー(※)」
従来機よりもきめ細かく機体の傾斜角度を制御できるため、常に脱穀部を水平状態に保ち、高い脱穀精度を実現します。また、ほ場進入時の傾斜地でも刈取り部が突っ込むことなく、刈取りしながら進入できるほか、湿田作業でも機体の前上がりを防ぎ、効率的に刈取り作業ができます。
- ※ SD4M仕様
<操作性の向上>
- レバーひとつで刈取作業の準備を完了する「楽刈レバー」
- 従来機では刈取開始前に必要だった4つの操作(脱穀クラッチ「入」、エンジン回転の調整、刈取クラッチ「入」、自動こぎ深さ「入」)をレバー操作ひとつで完了し、誤操作によるトラブルを回避します。
- 刈取部の地面への突っ込みを防止する「楽刈制御」
- 刈取部下部の2ヵ所の接地センサーで、ほ場の凹凸を感知し、刈取部の高さを自動調節するため、刈取部が地面に突っ込むことなく高速作業や機体先端が見えにくいほ場での作業が安心して行えるようになりました。
- 作業能率を向上させる『ワンタッチ副変速スイッチ』
- 作業に応じた2段階の変速切換えがボタン一つで行えます。機体を停止する必要がないので、作業能率が向上します。
<メンテナンス性の向上>
- 万一の稲のつまりにも簡単に対応する「引起しオープン」
- 刈取部前面の引起し部が簡単に大きく開閉するため、万一の稲つまりが発生した場合も、最も大変だった刈取部のつまりが取りやすく、復旧時間が短縮され、作業ロスを最小限に抑えられます。
- 日常の清掃・整備から作業途中のつまりまで素早く対応する「オープン機能」
- オープン機能の採用により、刈取部やこぎ胴部に加え、エンジン周辺やミッション部分も容易に清掃・点検・整備が行えます。
販売目標
初年度 2,500台
製品に関するお問い合わせ先
作業機事業推進部 TEL:06-6648-2101
以上
プレスリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。