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石綿問題への対応状況について

2019年2月14日
株式会社 クボタ

石綿問題への対応の現況について、下記の通りお知らせいたします。

1. 救済金のお支払い状況

「旧神崎工場周辺の石綿疾病患者並びにご家族の皆様に対する救済金支払い規程」に基づき、2018年12月31日までに321名の方々へ救済金をお支払いいたしました。
(規程の概要は、当社ホームページの「アスベスト関連」に掲載しております。)

2. 当社従業員(退職者を含む)の石綿疾病患者の状況

2018年12月31日までの累計は、229名(死亡202名・療養中27名)です。

3. 石綿疾病に関する医療研究支援について

(1) 研究支援の概要

当社は、過去(2006年度から10年間)に石綿疾病に関する医療研究支援を行ってまいりましたが、未だに中皮腫治療の現状は厳しい状況にあります。中皮腫の治療を受けておられる方々やご家族、ご遺族の皆さま方からは、今後のためにも有効な治療方法の確立を推進してほしい等切実なご意見やご希望を聞かせていただきました。
これらを受けて、当社では、2018年度より、医療研究支援を再開いたしました。
当社は、これからも、かつて石綿を扱ってきた企業としての社会的責任を果たしてまいります。

(2) 研究支援先及び支援金額

  • 兵庫医科大学
    • 期間:2018年から5年間
    • 寄付金額:総額3億5千万円
  • 大手前病院
    • 期間:2018年から5年間
    • 寄付金額:総額2億円(初年度新規設備費用5千万円含む)

以上