次のリンクより、本文、このサイトの共通メニューにスキップします。

動植物油脂加工排水処理設備

液中膜のソリューション

概要

油脂分を含む高濃度排水が、清澄な処理水に。散水用水に有効利用!

本設備のお客様は、エコアクション21の認証・登録を取得され、“畜産物資源の有効活用と安全で安心な食品の提供”と“地球環境への影響に配慮した事業活動を推進して循環及び省エネルギー社会の実現”に取り組まれています。

工場の増設に際し、放流河川に配慮された結果、排水処理施設を膜分離活性汚泥法に改造されました。油脂分を含む高濃度排水ですが、浮上分離設備と液中膜を用いた膜分離活性汚泥法を組み合わせることで、清澄な処理水が安定して得られています。

この処理水は、冬場に場内の融雪用、夏場は植栽散水用(造成地の若木用)に有効利用されています。また、余剰汚泥は脱水処理後、浮上分離のフロスとともに焼却処理をされています。

焼却時の廃熱は、お湯の加熱に利用され、工場内の洗浄水に有効活用されています。

所在地 新潟県
排水種別 動植物油脂加工排水
処理水量 95m3/日+5m3/日(脱水ろ液)
稼働 2009年6月~
施設全景(ばっ気槽 他)
液中膜据付状況
放流水路

お客様の声

「ものすごく綺麗な処理水!」

本施設はプラントメーカーさんのお奨めで採用しましたが、実際得られた処理水がも のすごく綺麗であることが良くわかりました。運転状況も現状良好であり、これからも維持管理作業が簡便であることを期待しています。

設備概要

水質

水質項目 原水 処理水
計画 実績
BOD (mg/L) 5,500 <20 2.0
SS (mg/L) 1,100 <20 <1.0
n-Hex (mg/L) 5,000 <30 2.3
  1. 原水は、各排水を混合した総合排水の水質を示しています。
  2. 処理水の設計水質は、放流目標値です。

処理フロー

お問い合わせ

製品やシステム導入のご相談など各種お問い合わせについては、お問い合わせフォームをご利用いただくか、または最寄りの拠点にお電話にてお問い合わせください。

ページトップへ戻る

KUBOTA REPORT 2017

お読みになる立場を選択してください。