次のリンクより、本文、このサイトの共通メニューにスキップします。

水産加工(サケ・マス)排水処理設備

液中膜のソリューション

概要

お客様の状況に応じて負荷変動を吸収、安定した処理性能を発揮!

本設備のお客様は、製造工程におけるHACCPの取組と同じく、排水処理にも気を配られていますが、以前の回分法では運転調整が煩雑で苦労されていました。そこで、運転調整が容易で、安全安心な処理水質を確保するため、膜分離活性汚泥法を導入、既設を活かしながら改造されました。

これにより、また、クボタメンブレン㈱によるメンテサポートもあり、長期間の安定した処理を実現しています。2011年の東日本大地震により被害に見舞われましたが、お客様は工場復興に向け迅速に活動され操業を再開されました。液中膜は、工場の復興計画に即して安定した性能を発揮しています。

所在地 宮城県
排水種別 水産加工排水
処理水量 200m3/日
稼働 2010年4月~、
(再開)2011年8月~
お客様工場全景
施設全景

お客様の声

「速やかな排水処理設備修築で、早期の工場操業再開を実現」

東日本大震災によって甚大な被害を受けましたが、翌月には工場復興に向けた活動を 開始しました。液中膜は津波を被りましたが、大きな損傷なく軽微な補修で済んだため排水処理の修築が速やかに行え、工場の早期の操業再開にこぎつけました。

設備概要

水質

水質項目 原水 処理水
計画 実績 計画 実績
BOD (mg/L) 2,000 2,520 <120 0.7
SS (mg/L) 1,300 1,440 <150 <1.0
T-N (mg/L) 280 2,300 <120 17
T-P (mg/L) 50 27 <16 11
n-Hex (mg/L) 180 630 <30 <1.0
pH (−) 6.8~8.6 6.4 5.8 ~ 8.6 6.7

処理フロー

お問い合わせ

製品やシステム導入のご相談など各種お問い合わせについては、お問い合わせフォームをご利用いただくか、または最寄りの拠点にお電話にてお問い合わせください。

ページトップへ戻る

KUBOTA REPORT 2017

お読みになる立場を選択してください。