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残留塩素濃度管理システム

管路末端で残留塩素濃度を自動測定し、濃度に応じて自動で排水を開始・停止するシステムです。本システムにより「排水量の削減」「業務負担の軽減」が可能となります。

特長

  • 設定した頻度で残留塩素濃度を測定・記録
  • 任意に設定した残留塩素濃度範囲に収まるよう排水を自動制御
  • 自動排水により常時排水と比較して排水量を大幅削減、有収率向上
  • 法定管理項目である残留塩素濃度の測定データをクラウドサーバー上に送信し、リアルタイムで遠隔監視可能

機能

  • 配水管から取り出した水道水の残留塩素濃度を定時刻にセンサで計測
  • 残留塩素濃度が設定下限値を下回った際、コントローラから信号を送り電磁弁を開にすることにより排水を開始
  • 設定上限値に回復した際、電磁弁を閉にすることにより排水を停止
  • 電磁弁の開閉、残留塩素濃度の情報を通信可能

主な仕様

項 目
内 容
測定項目 残留塩素濃度(電気伝導率、水温も同時測定可能)
測定間隔 5分(推奨間隔)※1
連続稼働時間 30日(バッテリー(6V30Ah)使用)
外形寸法(mm) 残塩濃度センサ:190×130×380
コントローラ:220×130×190(コネクタ等の突起物含まず)
通信機能※2 KSIS※3との通信機能を内蔵(ドコモ回線を使用)
  • ※1 推奨の間隔以外にも、2、3、10、20、30、60分間隔で設定可能
  • ※2 設置環境により通信機能を使用できない場合あり
  • ※3 KSIS(KUBOTA Smart Infrastructure System)は、さまざまな水関連製品を長年に渡って製造販売してきた経験・知見と、最新ICTを活用したクボタ独自の水環境ICTソリューションシステムの総称

機器の設置条件

設置場所 屋内・ケース設置 量水器ボックス内(樹脂製蓋) 屋内・十分な専用スペースあり
設置方法 専用ケースとして設置
(電磁弁はケース外に設置)
量水器ボックス内に設置
設置制約なし
適用 呼び径20 呼び径20 呼び径20,30,50

量水器ボックス内(平面図)

※ バッテリー・通信機能内蔵

量水器ボックス内(立面図)

注)残塩濃度センサは十分な防水機能がなく、水没の場合は不可

残留塩素濃度管理システムの導入効果

1.残留塩素濃度推移例

2.排水量削減効果例

通信機能による遠隔操作

クボタのクラウドシステム「KSIS」を使用することで、測定データの遠隔操作が可能


注)マッピングシステムは付帯機能であり、管総研が提供するWATERS、WATERS-Cloudを導入している場合のイメージです。

ご利用に際して

  • 業務委託として対応させていただき、機器類の販売は行いません。
  • 機器類の設置から調整、校正及びデータ整理まで一式対応いたします。
  • 金額や対応可能時期につきましては、お問い合わせください。

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KUBOTA REPORT 2017

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