ハザードレジリエント ダクタイル鉄管(HRDIP)
ハザードレジリエント ダクタイル鉄管とは
様々な“ハザード(自然災害)”に対して、強くてしなやかな“レジリエンス(強靱化)”に富んだ耐震型ダクタイル鉄管を総称した呼び名です。
耐震型ダクタイル鉄管は、地震に強いだけでなく、津波や液状化などの二次災害、近年増加している台風・豪雨などの災害でも、強靭な管体と優れた継手性能によりその有効性を発揮しています。
※HRDIP = Hazard Resilient Ductile Iron Pipe
英語表記の頭文字をとっています。
特長
地震だけではなく台風・豪雨・津波など複数の自然災害に安心・安全を確保
災害時に命の水を送り続けることができる
被災後も、使い続けることができる
- 高い信頼性・強靭性で上記の実力を保有する製品群を※総称してハザードレジリエント ダクタイル鉄管と呼ぶ。
※耐震継手を有するダクタイル鉄管(耐震管)
事例
※出展)「耐震継手ダクタイル鉄管が自然災害に耐えた事例集」-台風・豪雨・津波等による災害- 水道産業新聞社
耐震継手のご紹介
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GENEX(GX形)耐震管
呼び径 75~400 -
一般継手のK形と同等のコストで耐震管路の布設が可能。新しい継手構造により、施工性が大幅に向上。更に、外面塗装の耐食性向上により100年以上の長寿命が期待できる。
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NS形 耐震管
呼び径 75~450 -
ボルトやナットが不要で、押し込むだけで接合可能なプッシュオンタイプを採用した耐震継手。
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NECS(NS形E種管)耐震管
呼び径 75~150 -
生産工程を革新し、CO2発生量を大幅に低減した地球環境に優しい製品。新たな技術開発により、低コスト・軽量化を実現。
※使用設計水圧1.3MPa以下。
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NS形 耐震管
呼び径 500~1000 -
ロックリングなどが改良されたメカニカル継手。高い耐震性と施工性を両立。
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S形 耐震管
呼び径 1100~2600 -
世界で最初に開発された耐震管で大口径にも対応可能。
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US形(LS方式) 耐震管
呼び径 800~2600 -
管の内面から接合を行う耐震継手です。
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US形(R方式) 耐震管
呼び径 1500~2600 -
新しい継手構造の開発により、従来のUS形(LS方式)に比べ施工性が大幅に向上。
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PN形 耐震管
呼び径 300~1500 -
既設管の中へ口径の小さいパイプを挿入する工法に使用。
- S50形 耐震管
呼び径 50 -
NS形・GENEX(GX形)等の耐震継手管と同等の高い耐震性を実現。