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KSISとは

KSISとは

私たちの暮らしや社会にとって不可欠な水環境インフラ。その水環境インフラを支える全国の自治体では、人口減少に伴う財政難や人手不足という問題を抱えながら、施設老朽化や頻発する自然災害への対策などの課題に直面しています。
これらの課題に対応するとともに、施設・機器の適時適切なメンテナンス・更新によるライフサイクルコスト(LCC)の低減や、作業の効率化・自動化による省人化が不可欠となっています。
KSIS(KUBOTA Smart Infrastructure System)は、さまざまな水関連製品を長年に渡って製造販売してきた経験・知見と、最新ICTを活用したクボタ独自の水環境ICTソリューショシステムの総称です。
KSISを活用することで、インフラ施設・機器の監視・制御や、AIを活用した設備機器の長寿命化やLCCの低減が可能になります。
クボタはKSISを通じてさまざまな水環境インフラの効率的な運営をサポートします。

KSISとは

平時、災害時を問わず安心・安全な水の供給と水処理が行われるよう、クボタは創業以来、さまざまな製品やソリューションを生み出し続けてきました。

そのひとつである「KSIS」は水環境ICTソリューショシステムの総称で、さまざまな水環境インフラ施設・機器に応じた各種システムを取り揃えており、開発も進めています。

インフラ施設・機器の遠隔監視や最適運転制御、機器の異常予兆の検知、寿命予測を実現。機器のLCC低減や施設管理・運用の省人化・効率化をサポートします。

4つの機能

監視

施設の運転状況や機器の状態を
いつでもどこでも見える化

診断

わずかな変化から
異常運転や故障の予兆を検知

制御

状況および機械に適した運転制御により
省エネルギー化と長寿命化を実現

予測

機器の寿命やメンテナンス時期の予測により
アセットマネジメントをサポート

3つの強み

1. 幅広い分野で活用できるシステム

クボタ監視システムは、上水道、下水道に加え、農業用水、産業排水、河川といった分野で活用いただいており、さまざまなシーンで施設管理・運用の省人化・効率化をサポートしています。1987年に遠隔監視装置の販売を開始して30年。監視システムの利用施設数は全国で7,000ヵ所以上を数え、毎年約500ヵ所の施設で採用されています。

2. 総合機械メーカーならではの診断技術

パイプ、ポンプ、バルブ、水処理などの水関連製品の製造をはじめ、さまざまなインフラ施設の運転・維持管理を行ってきたクボタグループの知見・ノウハウ・データを、機器ごとの診断ロジックに結集しています。
機器の状態監視データを診断システムが日々取り込み、劣化予測を補正。状態監視保全により適時適切なメンテナンスをサポートします。

3. クラウドシステムなので経済的

クラウドシステムであるKSISは、PCやスマートフォンから監視・制御できます。従来方式で必要となる高価な中央監視装置も不要ですので、システムの初期費用、機器更新費用を大幅に削減することが可能です。
また従来方式ではユーザーごとに必要となるシステムのセキュリティ対応やOS更新もクラウド(ベンダー側)が行うため、ランニングコストもリーズナブルです。

導入するメリット

メリット1 運転状況の見える化、オペレーションの省力化が可能に

インターネット環境とPCやスマートフォン、タブレットがあればいつどこでも設備機器の状況を確認・管理できるため、巡回して監視する負担が軽減され、維持管理オペレーションが省力化されます。また、設備機器の状況を直接把握することが難しい災害時にも稼働状況を遠隔から把握したのち、現地へ設備の確認に向かうことができます。
一部の設備機器に向けては、人が入念に確認しないと判別できない変化をAIが自動検知し、異常状態を通知するソリューションも提供しています。計測値で異常が発生した際にはタイムリーに管理者へ通報し、即座に状況確認・対策指示を行えます。

メリット2 設備機器の老朽化に対し、適切に対処できる

監視・診断システムが取得したデータはサーバに蓄積され、設備機器の状態診断に活用されます。水質や流量、振動など少しずつ変化する値を長いスパンで捉え、適切な修繕・更新計画の立案が可能になります。
機械メーカーでもあるクボタのノウハウを活かした診断ロジックを用いることにより、設備機器の導入からの期間ではなく、状態を基準にした適切な予防保全へのシフトおよびLCC低減を実現します。

持続可能な水環境インフラづくりをサポート

水環境インフラは社会・生活・産業基盤に欠かせない存在です。その水環境インフラを支える自治体は、人手不足や予算削減などの課題、自然災害をはじめとしたさまざまなリスク耐性の強化が求められており、IoTの活用がますます不可欠になっています。
クボタは長年の水関連製品の開発・製造や、施設の運転・維持管理業務で蓄積してきたノウハウをベースに、最新のICTを取り入れて、KSISの4つの機能である監視・制御・診断・予測をさらに向上させるとともに、集積したデータを水関連製品の開発にフィードバックしていきます。
クボタは水環境分野におけるプロフェッショナルとして、今後もKSISをさらに進化させ、安心・安全な水の供給・循環が持続的・効率的に行われる水環境インフラの構築、都市インフラのレジリエンス向上に貢献していきます。

お問い合わせ

製品、サービスについてご不明な点は、下記よりお問い合わせください。

よくある質問

KSISについてお問い合わせが多い質問をまとめています。

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KUBOTA REPORT 2017

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