分解管(クラッキングコイル)
クボタのこだわり
プラスチック原料となるエチレン・プロピレンの製造に欠かせない 「クラッキングコイル」
石油化学プラントでは、エタンやナフサなどの炭化水素を高温で加熱し、熱分解することによって、プラスチックの原料となるエチレンやプロピレンを生産しています。
分解管(クラッキングチューブ)とベンド等で構成されるクラッキングコイルは、熱分解炉内に設置され、原料炭化水素を水蒸気とともにコイル内に導入し、コイル外部からの熱供給によって分解温度域(800~900℃)まで加熱する工程で使用されます。その際、チューブは1100℃近い高温に曝されます。過酷な環境で使用されるクラッキングコイルには、高い耐熱性と熱効率が求められます。
熱分解炉の仕組み
より高い耐浸炭性と熱効率を目指した独自技術
炭化水素の熱分解反応に伴って発生するクラッキングコイル内面へのコーキング(遊離炭素の付着・堆積)は、クラッキングコイル内の圧力損失を増大させると同時に熱伝熱効率を低下させ、熱分解炉の稼働率の低下を招きます。
またコーキングにより、母材内部に炭素が固溶する「浸炭」と呼ばれる現象が起こり、チューブ寿命の低下を招きます。
クボタは長年にわたり、主要な産業用鋳鋼製品を提供する中で培った経験、材料開発技術や鋳造技術に加えて、独自の発想に基づいた高機能クラッキングチューブを開発。飛躍的な熱分解炉の稼働率向上と耐浸炭性向上を実現しました。
クボタの独自技術である高機能クラッキングチューブは、お客様設備の運転効率向上を通じて、燃料消費量の削減やCO₂排出量の低減を実現し、環境負荷低減に貢献します。持続可能な社会の実現に向け、お客様の省エネルギー化や脱炭素化への取り組みを支援します。
北米・日本から世界にお届けする、高品質クラッキングチューブ
世界各地のお客様を支えるグローバル販売ネットワークと、日本・カナダの製造拠点が連携し、お客様のニーズに迅速に対応します。日本・カナダの両拠点では高品質な製品を製造しており、世界中のお客様へクボタブランド製品を提供しています。さらに、グローバル生産体制を活かした柔軟な供給体制により、世界各地のお客様へ安定した製品供給を実現しています。
グローバルネットワーク
沿革
お問い合わせ
商品、サービス、メンテナンス等について不明な点や疑問点がございましたら、各拠点情報へ直接お電話いただくか、Eメールにてお問い合わせください。またお問い合わせいただく前に、FAQなどのサポート情報をご参照いただくと解決する場合がございますので、ぜひ一度ご覧ください。





