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金属基複合材

軽合金の課題を克服するニューセラミックス

環境問題や省エネルギー化を背景に、部品の軽量化・コンパクト化が多方面で進んでいます。金属材料分野ではアルミニウム合金など、軽金属への期待が高まっています。しかし、アルミニウム合金は熱膨張性係数が大きく、熱伝導率の調整が難しいため、使用領域が制限されてしまいます。
改良策としてセラミックス繊維との複合材が考えられ、チタン酸カリウムの低熱膨脹、低熱伝導、低硬度といった利点に期待されます。特にクボタのチタン酸カリウムは、微細繊維とは異なり、サイズが大きいことから材料安全性が高く、軽合金との濡れ性、含浸性、合金中の分散性にも優れ、注目されています。

アルミニウム合金への複合効果(加圧含浸法)

グラフ:アルミニウム合金複合材料のTXAX体積率と熱伝道率の関係 アルミニウム合金複合材料のTXAX体積率と平均線膨張係数の関係(320-473K) TXAX複合アルミニウム合金材料の硬さと切削抵抗 TXAX複合アルミニウム合金材料の切削後の表面粗さ

加圧含浸例

TXAX 複合 AI-MMC

組織写真(TXAX 45vol%)

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KUBOTA REPORT 2017

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