SGE工法(プレボーリング先端拡大根固め鋼管杭工法)
SGE工法は、支持層内で拡大掘削し、根固め液を注入撹拌して拡大根固め球根を構築した後、杭先端にディスクプレートを取り付けた鋼管杭を建て込む工法です。大きな拡大根固め球根と杭先端を一体化させることで、従来工法より大きな支持力を得ることができ、様々な建築構造物に多数採用されています。
用途
- 建築基礎
特長
- 大きな鉛直支持力
- 杭先端のディスク及び拡大球根により、先端支持力係数(α)を552~703(鋼管径換算)として先端支持力を算定します。
- フーチングの縮小
- 従来工法に比べ、所定の柱荷重に対する必要な杭本数が少なくなるため、フーチングをコンパクトにすることが可能です。
- 杭体材料の信頼性
- 全長にわたって品質に優れた鋼管を使用するため、杭体の信頼性が高く、また、鋼管は大きな変形性能を有するため、耐震性に非常に優れています。新たに高強度鋼管KHP550も材料認定を取得しています。
- 建設発生土の低減
- 厚さの薄い鋼管を材料として使用するため、施工時の発生土量を低減可能です。
- スピーディな施工
- 特殊な拡翼ヘッドによるプレボーリング工法のため、スピーディな施工を実現しています。
- 小型杭打ち機による施工
- 市街地のマンション建替えなどの狭小地にも対応可能です。小型杭打ち機を用いて小径鋼管杭(Φ600以下)の施工が可能です。
お問い合わせ
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