ロードセンシングシステム採用

油圧ポンプに搭載されるLSレギュレータに「ポンプ吐出圧力」と「アクチュエータ負荷圧力」をフィードバックさせることで常にポンプ吐出流量を制御し、必要流量だけをコントロールバルブに供給するシステムです。
つまり、レバー操作と作業負荷に応じて最適な吐出量を調整することでスムーズに作業が行えます。
また、作業機を動かすのに必要な流量70Lを感知し、最大吐出量92.4Lの内70Lだけをポンプから吐出するため無駄がなく、燃費が約５％向上しました。

前置きデジタルメータ

コンソール一体型のデジタルメータは大きな画面とシンプルな表示で見やすく、また機体前面配置なので作業中も最小限の視線移動で各種確認が可能。簡単操作で必要な情報を表示でき、機能ボタンを液晶の下に配置し操作性を高めています。
①ユーザー設定　各種項目の呼び出し、設定、確認、変更
②クレーン　クレーンモードへの切り替え（クレーン仕様機）
③アーム制限　アームかき込み制限の設定／解除（サービスポート仕様機）
④情報（インフォメーション）各種情報のお知らせ
⑤表示切替　各種表示の切り替え

アームかき込み制限（サービスポート仕様機に標準装備）

アタッチメントに応じて、アームのかき込み位置を自由に設定可能。
アームのかき込み量を自動制限し、ブレーカ装着時もブームの破損を防止します。最大かき込み位置は任意設定できるので、お手持ちのアタッチメントに応じた設定が自在にできます。
また、手元の切り替えボタンで簡単に設定でき、現場でバケット⇔ブレーカを変更した場合も素早く対応できます。