次のリンクより、本文、本ページのローカルメニュー、このサイトの共通メニューに移動します。

トップメッセージ

  • 豊かな社会と自然の循環にコミットする“命を支えるプラットフォーマー”

2020年は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済の停滞により、当社の事業も厳しい状況に直面いたしました。しかしながらお客様をはじめ事業に関わるステークホルダーの皆様のご支援のおかげで、この難局を何とか切り抜けることができました。改めてクボタの事業がコロナ禍においても根強いニーズや期待に支えられているとともに、多くの人々に必要なエッセンシャルビジネスであることを強く認識させられた1年だったと思います。

2021年から長期ビジョン「GMB2030」および中期経営計画2025がスタートしました。
気候変動や大気汚染などの環境問題、自然災害やパンデミック、人口・資源問題、また世界政治の問題などが複雑に絡み合い、「このままの社会のあり方では、未来永劫続いていくことができない」という危機感が世界共通の認識になってきていると強く感じます。今後10年に起こりうるさまざまな課題に対して向き合い、クボタは何をすべきか、どう進むべきかを考え、クボタグループ全員で共有したい、その思いで「GMB2030」を策定し、2030年のめざす姿として「豊かな社会と自然の循環にコミットする“命を支えるプラットフォーマー”」を掲げました。

中期経営計画2025は2021年からの5年間を「GMB2030」の実現に向けた土台づくりの期間と位置づけ、事業活動の骨子を組み立てました。クボタグループを取り巻く環境変化に対応し、さまざまな事業上の課題を解決するため、「ESG経営の推進」、「次世代を支えるGMB2030実現への基礎づくり」、「既存事業売上高の拡大」、「利益率の向上」、「持続的成長を支えるインフラ整備」という5つのメインテーマを実行するとともに、メインテーマのすべてに共通するものとして、DXの推進に取り組みます。また、長期的な観点に立って開発・事業テーマを探索して、経営資源を重点的に配分していきます。テーマ選定から事業運営体制の構築まで中期経営計画の期間内に目処をつけ、2025年までには将来の成長ドライバーとなりうる複数の候補を確保していきたいと考えています。同時に利益率の高い分野の着実な伸長、利益の出る体質づくり、事業運営の徹底的な効率化などの利益構造改革も強力に進めます。その結果、2025年には売上高2.3兆円、営業利益3,000億円の業績をめざしていきます。

また、SDGsやパリ協定など世界共通の長期目標が掲げられ、企業の社会的責任がますます求められる中で、今後もサステナブルな企業であり続けるため、当社はこれまで以上にESGを意識した取り組みを進めていきます。「食料・水・環境」分野を事業領域とし、「環境負荷低減・社会課題解決」に事業として取り組む企業として、企業理念「クボタグローバルアイデンティティ」に根差したクボタグループ独自のESG施策をK-ESGと定義し、これを推進していきます。さらに、2050年に向けて環境面から事業の方向性を示す「環境ビジョン」を策定しました。自社および自社製品からのCO2排出削減と、当社が提供するさまざまなソリューションを通じたCO2排出削減の2つのアプローチで、2050年のカーボンニュートラルに挑戦します。

クボタグループは2030年に向けて世界中の「食料・水・環境」の課題解決をめざし、お客様に寄り添い、お客様が抱える課題を発見し、お客様のビジネスに成功をお届けするという「On Your Side」の精神で、さらなるイノベーションを進めてまいります。クボタグループ一丸となり「One Kubota」として臨んでまいりますので、今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、心よりお願い申しあげます。

代表取締役社長

北尾 裕一