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クレーンフック(クレーン機能付き油圧ショベル用)

1 : クレーン作業開始前の点検について

クレーンフックは不具合が生じると重大事故につながる恐れのある部品のため、クレーン作業前には必ず作業点検(日常点検)を実施してください。点検項目は以下の通りです。

給脂状態(必要に応じてグリスを給脂してください)
フックが滑らかに回ること
フック外れ止め(ラッチ)の作動状況と損傷状況
フックの曲がり変形の有無
フックのガタツキ

※玉掛けに用いるワイヤーロープなどにも異常ないか確認してください
※仕業点検以外にも月例点検や年次点検が必要です。


2 : クレーン作業時の注意事項

フックの損傷を防ぐ為にも、下記事項を必ず守って作業してください。

横引き、斜引き、引き抜き作業はフックの破損原因となりますので絶対に行わないでください。吊り荷はフックの真下にある状態から吊上げられるよう機体を操作してください。
掘削作業、輸送時などクレーン作業以外はフックをリンク内に格納してください。フック部を格納しないで掘削を行うと、フック部がバケット等にあたりフックが損傷します。


他にもクレーン作業時での事故を未然に防止する為に、取扱説明書をよく読み理解した上で、安全な作業を行ってください。

3 : 交換の際は、クボタ純正クレーンフックをご使用ください


重大事故を防ぐ為に、フックの変形やラッチの破損を確認したときは直ちに交換してください。



交換の際はこちらの表をご確認ください

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KUBOTA REPORT 2017

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