事業紹介
昭和20年代、日本企業が活発に活動し始めた時期、クボタは主力事業である水市場での拡大を目指し、ポンプの生産を開始し、昭和30年代以降の高度成長期には上・下水、灌漑用のポンプなどのインフラ普及に尽力。
経済が安定成長へ移行し、ニーズが高度化・多様化した昭和50年代には、低騒音、低脈動の送水ポンプ、大型雨水排水ポンプ、海水淡水化装置用ポンプ、マンホールポンプを開発、技術開発に力を注ぎ、防災意識が高まった昭和60年代以降は、急速な水位上昇にも対応可能な先行待機型排水ポンプや、冠水・浸水からの迅速な復旧に貢献する緊急排水ポンプ車を開発、提供しました。
現在では、国内官公需市場をはじめ、鉄鋼・石油・電力などの民需市場、海外市場にも事業を展開しています。今後はさらに、ポンプ設備とIoTを融合して維持管理の効率化を追及するなど、常に時代の抱える課題を解決することでクボタは、地球のため、人々の生活のために貢献していきます。
PICKUP製品
当事業ではさまざまなタイプのポンプ及びポンプシステムを扱っています。詳しくは「製品・技術」ページをご覧ください。
導入事例
- 伝樋川救急排水機場の築造により、内水被害を大幅に軽減
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伝樋川(流域面積20.88km2)は、阿武隈川水系広瀬川に流入する支川です。近年、沿川で土地区画整理事業等の宅地開発が進む一方、河川の断面が狭小のため、昭和60年代より度々洪水による被害が発生しておりました。
そのため、平成11年度に救急内水対策事業が新規着手され、伝樋川流域の内水被害の大幅な軽減を目的として、阿武隈川水系広瀬川と伝樋川合流点付近に本排水機場が築造されました。
その中核となっている製品が排水処理を行うクボタの大型ポンプです。
- 六方排水機場の築造及び新技術の導入により、洪水による被害を低減
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豊かな水量をたたえ悠々と流れる円山川とその支流の六方川。遥か昔より、この恵まれた自然とともに人々の暮らしや文化がはぐくまれてきました。
この穏やかで美しい川の流れも、一旦台風や豪雨に見舞われると洪水を引き起こし、多くの被害をもたらします。災害を未然に防ぎ、人々の安全で豊かな暮らしを守るために、この六方排水機場が完成しました。
それまでに比べ、さまざまな新技術の導入やコストダウンに対する配慮がなされました。