育苗箱への床土(とこつち)入れ

育苗箱への床土(とこつち)入れ

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苗作りの良し悪しで、その年のお米の良し悪しが左右されるので、苗作りはとても重要です。良質な稚苗(ちびょう)を作るため、まずは育苗箱で稲を育てます。

田んぼの面積10アール(1,000㎡)につき、約20箱の育苗箱が必要とされています。大量に必要なので、種まきの前日などに、あらかじめ土入れを行います。
ここでは、ベルトコンベア式の播種機(はしゅき)の土入れ機能を利用した土入れを紹介します。

育苗箱への床土入れに新聞紙を敷く目的

育苗箱に、あらかじめ裁断しておいた新聞紙を敷きます。新聞紙を敷く目的・効果は次の4つです。

育苗箱に新聞紙を敷く女性

1.育苗箱の底には、水が溜まらないように穴を開けておきます。ただし、その穴から土がこぼれないようにします。
2.保水性を良くします。
3.苗の根が穴から伸び出し、苗代田(なわしろだ)の土に根が付くのを防ぎます。これは、土に根が付くと、苗箱が取りづらくなるためです。また、根が伸びてしまうと生育ムラが発生する原因となるので、それを防ぐ目的があります。
4.新聞紙を敷くことで、苗同士の根がからみあう「根がらみ」を防止します。根がらみがなくなると、田植機の植え付け爪が苗を取りやすくなり、田植え時の欠株を防止できます。

育苗箱への床土入れの手順

育苗箱を播種機の補助フレームにセット

1.育苗箱を播種機の補助フレームにセットします。
育苗箱のサイズは外側が600(縦)×300(横)×30(高さ)mm、内側は580(縦)×280(横)×30(高さ)mmです。これは、田植機の苗のせ台にそのままセットできるサイズです。

ベルトコンベアに乗った育苗箱

2. ベルトコンベアで育苗箱を移動させ、右側の土入れホッパにセットされた床土を育苗箱に入れます。

播種機から出てくる育苗箱

3. 床土が入れられた育苗箱が播種機の反対側から出てきます。育苗箱の深さは30mmなので、床土は約15~20mm入れます。後日、そこに種籾(たねもみ)をまき、覆土(ふくど)します。

鎮圧ローラで土の表面を均する

4. 回転式土均しブラシが、土の表面を均します。鎮圧ローラが、さらに均一に仕上げます。

積み上げられた育苗箱

5. 床土の入った育苗箱は、種まきに備えて積み上げておきます。

家族総出で作業する様子

6. チームワーク抜群の、家族総出の作業でした。

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