種まきと育苗箱の準備

種まきと育苗箱の準備

この記事をシェアする

twitter facebook line

5月に入るといよいよ、稲作の本格的なシーズンが始まります。保存されていた種籾(たねもみ)を土の入った育苗箱にまいていきます。ここでは、ベルトコンベア式の播種機(はしゅき)を利用した種まきの流れを紹介します。

種まきの工程

浸種(しんしゅ)が完了した種籾は、ゴザやムシロに広げて、8時間程度、風で乾燥させます。
翌日、土入れが完了した育苗箱に、種籾をまいていきます。田植機の植え付け爪が均質に掻き取ることができるように、均質にまくことが大切です。

浸種が完了した種籾
浸種を完了して乾燥させた種籾が用意されています。
かん水装置の準備
播種機(種まき機)のかん水装置に、ホースをつなぎます。
播種ホッパに入った種籾
播種ホッパに、種籾を入れます。
覆土を土ホッパに入れる男性
種をまいた後に、覆いかぶせる覆土(ふくど)を土ホッパに入れます。
補助フレームに置かれた育苗箱
補助フレームに、床土を入れた育苗箱を置きます。ベルトコンベアが育苗箱を運びます。
かん水装置の様子
かん水装置が床土に水をそそぎます。
播種ホッパから種籾が落下する様子
播種ホッパから種籾が落下し、均質にまかれます。
土ホッパの下に移動する育苗箱
育苗箱は土ホッパの下に移動します。土ホッパから土が落下し、土を覆います。
土を均す回転式土均しブラシ
回転式土均しブラシが、きれいに土を均します。
覆土
覆土は、乾燥を防ぐ効果がありますが、覆った土が厚すぎると酸素不足になったり、芽が出なかったりするので、適正な量になるよう播種機で調節します。

クボタのたんぼをシェアしよう!

  • Twitter
  • Facebook
  • LINE
ページトップへ ページトップへ