![いただきます](/kubotatanbo/rice/harvest/img/1-4-8_eat_kv.jpg)
【種まきから180日目頃】 「お米ができるまで」で苗・稲を観察させていただいた田んぼでは、1粒の種籾(たねもみ)から992粒のお米が獲れました。そのお米を炊いて、おにぎりにしました。
種籾からどれくらいのお米が獲れる?
![8本の穂](/kubotatanbo/rice/harvest/img/1-4-8_eat_001.jpg)
![脱穀後](/kubotatanbo/rice/harvest/img/1-4-8_eat_002.jpg)
1粒の種籾から成長した稲には、8本の穂が実りました。
脱穀(だっこく)すると、右のような写真になります。
![100粒ずつ並んだ米](/kubotatanbo/rice/harvest/img/1-4-8_eat_003.jpg)
![測りに乗った米](/kubotatanbo/rice/harvest/img/1-4-8_eat_004.jpg)
100粒ずつ集めてみました。100粒のかたまりが9個でき、残りは92粒でした。1粒の種籾から992粒のお米ができたことになり、重さは、約23gでした。
![精米後の米](/kubotatanbo/rice/harvest/img/1-4-8_eat_005.jpg)
![測りの上の米](/kubotatanbo/rice/harvest/img/1-4-8_eat_006.jpg)
同じ田んぼのお米を精米したものを992粒集めました。重さは、約21gでした。
21gのお米だけを炊くことは困難なので、この20倍である420gのお米を炊いて、炊きあがったご飯の重量20分の1でおにぎりを作ることとしました。
炊飯スタート
![水に浸かった米](/kubotatanbo/rice/harvest/img/1-4-8_eat_007.jpg)
![ガスの火](/kubotatanbo/rice/harvest/img/1-4-8_eat_008.jpg)
炊飯には、このご飯釜を使用しました。
このご飯釜の場合は、強火で15分間加熱し、その後15分間蒸らします。
![土鍋で炊いた御飯](/kubotatanbo/rice/harvest/img/1-4-8_eat_009.jpg)
![測りの上の御飯](/kubotatanbo/rice/harvest/img/1-4-8_eat_010.jpg)
炊きあがったご飯の重量は、852gでした。水分を含んで、約2倍の重量になりました。
![測りの上のご飯](/kubotatanbo/rice/harvest/img/1-4-8_eat_011.jpg)
![おにぎり](/kubotatanbo/rice/harvest/img/1-4-8_eat_012.jpg)
852gの20分の1である42.6gのご飯でおにぎりを作りました。
ちょっと小さめの、一口サイズのおにぎりができました。これが1粒の種籾からできたおにぎりです。
![測りの上のご飯](/kubotatanbo/rice/harvest/img/1-4-8_eat_013.jpg)
![測りの上のご飯](/kubotatanbo/rice/harvest/img/1-4-8_eat_014.jpg)
種籾2粒分である85.2g、種籾3粒分である127.8gのご飯でもおにぎりを作ってみました。
![おにぎり](/kubotatanbo/rice/harvest/img/1-4-8_eat_015.jpg)
左から、種籾1粒分、2粒分、3粒分のおにぎりです。種籾3粒分のおにぎりが、見慣れたサイズのおにぎりになりました。
このおにぎりは、前年の秋から始まって、さまざまな知恵と工夫、努力によって初めておいしくいただけるものです。食べる前には、感謝の気持ちで、手を合わせて言いましょう。
「いただきます」。