いただきます

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【種まきから180日目頃】 「お米ができるまで」で苗・稲を観察させていただいた田んぼでは、1粒の種籾(たねもみ)から992粒のお米が獲れました。そのお米を炊いて、おにぎりにしました。

種籾からどれくらいのお米が獲れる?

8本の穂
脱穀後

1粒の種籾から成長した稲には、8本の穂が実りました。
脱穀(だっこく)すると、右のような写真になります。

100粒ずつ並んだ米
測りに乗った米

100粒ずつ集めてみました。100粒のかたまりが9個でき、残りは92粒でした。1粒の種籾から992粒のお米ができたことになり、重さは、約23gでした。

精米後の米
測りの上の米

同じ田んぼのお米を精米したものを992粒集めました。重さは、約21gでした。
21gのお米だけを炊くことは困難なので、この20倍である420gのお米を炊いて、炊きあがったご飯の重量20分の1でおにぎりを作ることとしました。

炊飯スタート

水に浸かった米
ガスの火

炊飯には、このご飯釜を使用しました。
このご飯釜の場合は、強火で15分間加熱し、その後15分間蒸らします。

土鍋で炊いた御飯
測りの上の御飯

炊きあがったご飯の重量は、852gでした。水分を含んで、約2倍の重量になりました。

測りの上のご飯
おにぎり

852gの20分の1である42.6gのご飯でおにぎりを作りました。
ちょっと小さめの、一口サイズのおにぎりができました。これが1粒の種籾からできたおにぎりです。

測りの上のご飯
測りの上のご飯

種籾2粒分である85.2g、種籾3粒分である127.8gのご飯でもおにぎりを作ってみました。

おにぎり

左から、種籾1粒分、2粒分、3粒分のおにぎりです。種籾3粒分のおにぎりが、見慣れたサイズのおにぎりになりました。
このおにぎりは、前年の秋から始まって、さまざまな知恵と工夫、努力によって初めておいしくいただけるものです。食べる前には、感謝の気持ちで、手を合わせて言いましょう。
「いただきます」。

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