「スズメ」がしゃべれるというのは本当か

「スズメ」がしゃべれるというのは本当か

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一年中、都会や田んぼでも見ることのできるスズメ。日本人にとってなじみ深いスズメですが、実は人間のおしゃべりを真似できると言われています。

稲に止まるスズメ

スズメ

科目: スズメ目ハタオリドリ科
体長: 約140mm
成体を見ることができる時期: 一年中
冬越し: 成鳥
漢字: 雀
田んぼでの愛称: 田んぼの宿敵

人間の真似ができるスズメ

スズメは、言葉を話せることで有名なオウムや九官鳥と同じように人間のおしゃべりを真似することができるのです。自由に言葉を発するわけではありませんが、かなりはっきりとした発音でしゃべると言われています。

田んぼにとっては害鳥、でも助けてくれる一面も

スズメはお米を食べる害鳥として、田んぼでは宿敵とされています。穀物の好きなスズメが、人間の行う米作りを黙って見逃すはずがありません。人間はスズメを追い払うために案山子(かかし)、鳴子、反射テープなどを武器に、長い戦いの歴史を繰り返しています。

しかし、スズメは田んぼの雑草の種子を食べ、春から夏の繁殖期には田んぼの害虫をたくさん食べてくれるので、秋の収穫の時期には収穫量が上がっている一面もあるそうです。

スズメは産卵をはじめると、毎日1個ずつ、4個から6個くらい卵を産みます。その後、雄と雌が交代で卵を温めます。卵は12日くらいで孵化し、それから約2週間で飛行練習をはじめ、巣立っていきます。寿命は2~3年と言われています。

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