田んぼのアメニティ機能

田んぼのアメニティ機能

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山紫水明の風景、音、芳香、風、肌触り。五感に心地よい、田んぼがもつやすらぎの機能が、日本人の心を落ち着かせます。

さわやかな、いい空気

稲の葉は大気中の二酸化炭素を取り込み、新鮮な酸素を供給しています。
水をわたる田んぼの風は、水の蒸発、稲の蒸散の相乗効果でひんやりとして、目にも肌にも涼しいさわやかな風になっています。

水生生物を育む

農村地域ではさまざまな生物に出会えます。冬の田んぼ、水が溜まった田んぼ、稲が立っている田んぼ。田んぼの変化に合わせて、出会う生物も変化します。

カエル カナブン ゲンゴロウ

たとえばカエル、メダカ、イモリ、ザリガニ、トンボ…。カエルは稲の害虫を食べ、トンボは田んぼに集まる小さな虫を食べます。そしてカエルやトンボをエサとする鳥もやってきます。もし水田がなくなってしまったら、こうした生態系は崩れ、人間の生活にも大きな影響を及ぼすかもしれません。

美しい田園景観

田園風景

水田や草花、野鳥、チョウ。田んぼは季節ごとに、そして朝・昼・夕でも、景色と色合いを変え、見るものを楽しませてくれます。日本人の心のふるさと、原風景といえるでしょう。

サウンドスケープ

稲穂の揺れる音、小川のせせらぎ、林を抜ける風が枝葉を震わせる音。季節の虫たちや小鳥のさえずり、そしてそれらが奏でるハーモニー。何より、最高のサウンドスケープである「静けさ」。田んぼからは、さまざまな「音」と「静寂」を感じることができます。
代掻き(しろかき)のあと、田んぼに水がはられると、カエルが合唱をはじめます。このカエルの合唱を聞くことで、季節を感じる日本人も多いでしょう。

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