建設機械
小型に特化したクボタの建設機械。それは人々の生活の場である都市環境の整備に貢献したいという、クボタの企業理念に沿った姿勢の表れでもあります。また、その姿勢は製品の性能そのものにも貫かれています。現場や作業者に寄り添い、オペレーターフレンドリーを重視する開発手法。開発者自らが実際に現場を体験し、フィーリングという数値化が難しい価値を追求し続けています。現場・作業者・そこで暮らす人々のことを考え抜いたクボタの建設機械は国内だけでなく海外でも支持され、小型建設機械のリーディングカンパニーとして都市基盤の整備に貢献しています。
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「はかる」で産業を
支える
電装機器
Electronic Equipped Machinery
産業の多彩な
ニーズに対応
素形材
Materials
1940~1960年代
戦後、日本の大きな課題のひとつが社会インフラの整備でした。電源開発を始め、高速道路や交通・通信網の整備、港湾施設の増強のために、各地で大規模な工事が行われます。建設機械は、その大きな流れの中で各メーカーが切磋琢磨し、進歩していきました。
1960~1970年代
高度成長後期のいざなぎ景気を迎え、建機業界は大きな発展を遂げます。その背景のひとつに、1960年ごろ欧州から導入された油圧技術の進歩がありました。小型・軽量で操作性に優れた油圧式は、大型建機に広く採用され、品質水準を高く引き上げました。
油圧式ショベル
この頃、欧州から導入された油圧技術は建機に大きな進歩をもたらします。小型・軽量で操作性に優れた油圧式は大型建機に広く採用されます。
1970~1980年代
1973年の石油ショックにより、景気が急速に冷え込み、大型建機の需要も急激な落ち込みをみせます。一方、建設作業に伴う振動や騒音に対する厳しい規制も始まり、従来の能率優先だけの考えから脱却した、新しい時代にふさわしい建機への転換が始まります。
KHシリーズ
石油ショックの影響により、大型建機の需要が低下する一方、小規模な都市型工事が増加し、小型建機の販売量も増加。これを受け、クボタは都市環境整備に特化した小型建機を第三の柱として育成する方向に舵を切ります。
1990年代~
1990年代に入ると、産業が地球環境にもたらす影響が深刻であり、世界規模で早急に解決するべき問題として認知されるようになります。排ガス規制などの厳しい法規制は建機業界にも波及し、建機の姿もまた新しい時代にあった形に変わっていきます。
KINGLEVシリーズ KX080 CTL SSL
日本だけでなく、海外へと活躍の舞台を移したクボタの建機。現地のニーズに寄り添い、使う人のことを考えた開発は欧米・アジアでも高い評価を受けます。
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(PDFファイル:1.36MB)