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バックナンバー(1992年創刊号~2013年)

GLOBAL INDEX 2013

農家のために―新たな試みが始まる

  • コメ輸出
  • トラクタ
  • コンバイン
  • 耕うん機
  • エンジン

農業を担う農家=生産者にフォーカス。時代や場所が変わっても、「手塩にかけて育てた農作物を、一人でも多くの人に届けたい」という農家の変わらない想いがある中で、ともに歩み続けてきたクボタだからこそできる取り組みを紹介する。国内でのコメの消費量が減少し市場で余ってしまう中、クボタは日本米の販路拡大への貢献を“農家への恩返し”とし、玄米を輸出し現地で精米するという新たな発想のもと、「香港への日本米輸出プロジェクト」へ取り組んだ。
タイにおいては農業支援として、農業機械の現地生産体制の確保について追っている。日本米の販路拡大への貢献、そしてタイの農業機械化の牽引により、農家にどのような変化をもたらしたのか、農家の挑戦と今後について迫った。また、環境ジャーナリストの石弘之氏が語る「世界の食糧事情と日本の農業の未来」では、食糧問題解決の糸口として「真の現地化」に注目した。

目次
  • プロローグ 農家のために―新たな試みが始まる
  • Ⅰ章 農家への恩返し・日本米輸出プロジェクト
  • Ⅱ章 タイ・現地化の確立
  • Ⅲ章 OPINION 世界の食糧事情と日本の農業の未来
  • エピローグ 農家のイノベーション―変わらざるものと変えていくもの

GLOBAL INDEX 2012

自然災害からのREVIVAL

  • 鉄コーティング
  • 排水ポンプ車
  • セラミック膜ろ過装置

2011年は世界各地で地震や洪水、台風といった災害に見舞われた。食料・水・環境分野で技術を培ってきたクボタが企業として果たすべき使命は何か?復旧・復興に向けた取り組みを紹介する。有史以来、人類は自然災害に晒され、自然の猛威と闘ってきており、幾度となく自然災害からの復活・再生を果たし、自然とともに生きてきている。2011年3月の「東日本大震災」後の農業復興支援として、苗づくりを必要としない新しい稲作技術(鉄コ)や雨水による除塩に取り組み、7~9月の「タイ洪水」後、人力で設置・撤去が可能となった最新ポンプによる排水支援など、クボタは現地での復旧・復興に食・水・環境の3分野それぞれに合った支援を行った。農業・産業の両面から支援したクボタの取り組みを追っている。また、東北大学大学院環境科学研究科教授石田秀輝氏による自然災害への向き合い方、あるべき備えについての提言も盛り込んだ。

目次
  • プロローグ 人類の命題。自然との競争、自然との闘い 復旧・復興のためのクボタの使命
  • Ⅰ章 農業のREVIVAL 〜東日本大震災からの復興
  • Ⅱ章 産業のREVIVAL 〜タイ洪水からの復興
  • Ⅲ章 OPINION ネイチャー・テクノロジーからの提言
  • エピローグ 地球上に生き続ける条件

GLOBAL INDEX 2011

食・水・環境をめぐる旅

  • コンバイン
  • トラクタ
  • 液中膜
  • 下水汚泥焼却炉
  • ダクタイル鉄管

2010年4月に創立120周年を迎えたクボタ。新たに掲げたミッション「食料・水・環境分野における世界的課題の解決」に向けて、さらなるイノベーションの拡大をめざす。今回は、これまでクボタが培ってきた「事業の推進が社会貢献そのもの」というDNAを色濃く反映した取り組みを紹介する。「食」の分野ではベトナム・メコン川デルタ地帯の農業機械化に向けた取り組み、「水」の分野では中国・安徽省の環境調和型水循環プロジェクトへの参画、「環境」の分野では静岡県・浜松市中部浄化センターの下水汚泥焼却炉でのCO2排出削減の取り組みにフォーカス。また、地球温暖化に対する認識・取り組みの変革について国際グリーン購入ネットワーク会長の山本良一氏にインタビューし、いま、企業に求められる環境経営に迫っている。

目次
  • オープニングメッセージ 新たな旅の始まり
  • プロローグ 21世紀の地球、69億人で歩む未来への旅路
  • Ⅰ章[食] メコンデルタの豊穣
  • コラム:メコンが育んだ独自の食文化
  • Ⅱ章[水] 命の水源、巣湖の蘇生
  • Ⅲ章[環境] 地球温暖化防止へのマイルストーン
  • コラム:ベンチマークは「100年」の耐久性
  • スペシャルインタビュー:今、人類は決断と覚悟を迫られている
  • エンディングメッセージ:地球に生きる

GLOBAL INDEX 2009

命の源・水のハンドリング

  • 液中膜
  • 浄水施設
  • ポンプ
  • セラミック膜ろ過装置
  • ダクタイル鉄管
  • 改質管

21世紀は「水の世紀」と言われるが、人口増加や都市化による水質汚染、地球温暖化による水不足、水資源獲得をめぐる争いなどが起こる未来を指している。限りある天然資源である「水」をコントロールし、私たちの「命」をいかに守っていくか、人と水の関係性を見直すべく「水」に関する課題とクボタの取り組みを紹介する。今回は、世界の水問題を概観すると同時に、豊富な水資源に恵まれながらもインフラ整備が遅れているカンボジアへポンプやバルブ、ダクタイル鉄管などの配管設備を納入、日本での上水道整備への新しい一歩である「セラミック膜」技術、インドのダクタイル鉄管合弁会社についてフォーカスした。また、クボタの水事業のこれまでと、未来の展望について益本康男社長にインタビューした。

目次
  • プロローグ 命の源・水のハンドリング
  • 世界の水問題とクボタ
  • アンコール・ワットを抱える国の「水事情」
  • 膜技術の進歩と水「地下水活用システム」に見る水の高付加価値化への取り組み
  • 新たな海外拠点からインド・ダクタイル鉄管合弁会社設立プロセスを追う
  • エピローグ 水の温もりを未来に
  • 「水のエンジニアリング」で未来を拓く益本康男社長インタビュー

GLOBAL INDEX 2007-2008

クボタトラクタの進化

  • トラクタ
  • 乗用モア
  • ユーティリティ・ビ―クル

日本において、トラクタの開発に向けた取り組みと技術の進化は目覚ましい。今回は、トラクタの進化・発展の秘密を探るとともに、世界に進出する中で新たな展開を見せるクボタのトラクタに迫る。
クボタは、1960年初頭に農家に密着した製品開発を行い、トラクタの性能・品質を向上させるのに貢献した。その後も、農家とともに歩みを続け、日本のみならず、北米市場を中心として、アジア諸国や欧州など、世界の市場でもトラクタの販売台数を伸ばしている。クボタのトラクタが評価される理由は、常に日本ユーザーの要望に耳を傾けるという「現場主義」を重んじ、他国でも常に現地ユーザーの要望に基づいたモノづくりを追求してきたためだ。
農業分野以外にも、ガーデニングや建設作業分野にも幅を広げ、さらなる挑戦へ向かうクボタのトラクタにおける技術開発の方向性も取り上げた。

目次
  • クボタトラクタの進化 序章 トラクタ、その発展と世界的展開
  • クボタトラクタの進化―1 純国産トラクタの誕生
  • クボタトラクタの進化―2 トラクタ半世紀の技術
  • クボタトラクタの進化―3 新しい農業の提案―パワクロ
  • クボタトラクタの進化―4 日本のクボタから世界のKubotaへ
  • クボタトラクタの進化―5 北米におけるトラクタ事業
  • クボタトラクタの進化―6 欧州およびアジアにおけるトラクタ事業
  • クボタトラクタの進化 展望編 産業と暮らしに貢献するビークルをめざして

GLOBAL INDEX 2004-2005

クボタエンジンの挑戦

  • エンジン

エンジンは、機械の心臓部として機能しており、自動車以外でも各種分野で使われ、暮らしと社会の発展を支える推進力としての役割を果たしている。今回は、産業用ディーゼルエンジンにフォーカスを当て、クボタエンジンの生産、海外進出、市場拡大の流れを追っている。
クボタがエンジンの生産を開始したのは1922年。農業機械や建設機械などの自社製品搭載用として発展し、1976年からは外販事業へ乗り出した。2002年に生産累計2000万台を突破するまでに成長したのは、4つの国内工場で、鋳造・加工・組み立ての各プロセスでコラボレーション体制を構築し、生産性の向上と高品質維持を追求してきたためだ。排ガス規制に対応しながら、市場環境の変化をいち早くキャッチし、開発力・技術力を高め続けているクボタエンジンの今後の展望についても紹介する。

目次
  • クボタエンジンの挑戦―1 社会発展の推進力―産業用エンジン
  • クボタエンジンの挑戦―2 「クボタエンジン・インサイド」への道
  • クボタエンジンの挑戦―3 米国レンタル産業とクボタエンジン
  • クボタエンジンの挑戦―4 生産体制・四つのファクターの協働
  • クボタエンジンの挑戦―5 未来へのパースぺクティブ

GLOBAL INDEX 1998

Vol.7―AGRICULTURE
特集―食と農の世紀

  • 節水型かんがいシステム
  • ポンプ
  • 強化プラスチック複合管
  • 家畜ふん尿堆肥化システム
  • コンバイン
  • ライスセンター(乾燥調製施設)

人類が抱える重要課題のひとつは、食料問題である。だが、過去数十年で世界人口は倍増しており、食料危機を回避するために現在の農業が置かれた状況と抱えている課題を多角的に捉え、対策する必要が出てきている。
今回は、人口・食料・農業の現状を俯瞰すると同時に、基盤整備、環境保全、機械化の観点からクボタが国内外で取り組んでいる事例について紹介している。
アフリカ・コモロ共和国へのかんがい技術提供、国内で稲作かんがいを支える農業水利施設の再整備に使用された強化プラスチック複合管、有機農業につながる家畜ふん尿堆肥化システムの導入、中国・揚子江下流域での農業機械化の動き、新潟の太陽熱を利用した籾乾燥調製施設(ライスセンター)での米づくりなどに迫っている。基盤産業としての農業の重要性を再認識するとともに、新しい時代の農業を展望する。

目次
  • かんがい農業の原点に立つ
  • かんがい排水施設を更新する
  • 酪農畜産業と有機農業のドッキング
  • 改革開放政策と中国農業の機械化
  • 中山間地農業における部分協業と機械化

GLOBAL INDEX 1997

Vol.6―LOVE THE EARTH MORE II
特集―環境保全への技術的アプローチ

  • ごみ発電システム
  • 液中膜

多くの社会問題の中でも優先的に取り組む必要がある環境問題。特に環境保全は、食糧・エネルギー・水の確保の問題とも密接に関わるため、各国・各企業・一人ひとりが対応を考えなければならない。
今回は、自然環境の回復・保全のために、クボタが取り組んでいる新たな技術を活用した2つの事例を紹介する。堺市クリーンセンター東第二工場での、ごみの焼却廃熱を利用した「スーパーごみ発電システム」の設置は、蒸気を高温高圧化し発電効率を引き上げる技術によって、リサイクル型エネルギーの一つとしての可能性を示した。またイギリスの「液中膜による生活排水処理システム」の導入は、活性汚泥法の活用と液中膜の利用という新しい水処理技術によって、コンパクトな装置で高品質の処理水を得るという成果を出し、液中膜活用の将来性を浮き彫りにした。

目次
  • リサイクル型エネルギーとしてのごみ発電
  • 水処理技術のアプリケーション

GLOBAL INDEX 1996

Vol.5―NATURAL DISASTERS
特集―自然災害への備え

  • 屋根材
  • ポンプ
  • ダクタイルセグメント
  • 耐震貯水槽
  • ポリエチレン管
  • 農業機械

地震、台風、洪水、干ばつなど、人類の歴史は自然との闘いの歴史とも言える。自然の脅威に対し、何を指標に防災を考え、実践していくべきなのか。
今回は、「被害を可能な限り軽減する」「復旧効率を可能な限り向上させる」ために必要な環境整備を多角的に取り組んでいるクボタの事例に追る。
地震と台風に強い屋根材「カラーベスト」、マニラでの洪水制御プロジェクトに採用されたポンプ、治水対策として建設された神田川・環状七号線地下調節池におけるダクタイルセグメント、離脱防止機能を備えた耐震継手のダクタイル管や素材の柔軟性を活かしたポリエチレン管における耐震化など、世界各地で取り組まれている数々の災害対策プロジェクトとそこで活躍するクボタの姿にフォーカスする。

目次
  • 激震にも負けず、雨にも風にも負けず…
  • 慢性的浸水、道路冠水に挑む
  • 洪水に備える巨大地下トンネル
  • より高度な耐震化へ
  • 節水型農業のノウハウを蓄える
  • 異常気象に動じない稲づくり

GLOBAL INDEX 1995

Vol.4―LOCALITY REBIRTH
特集―生活圏の再構築

  • ダクタイルセグメント
  • 鋼管矢板
  • 自販機
  • 外壁材
  • 高度浄水処理
  • 農業集落排水システム
  • ポンプ

「人々が生活の向上を実感し、かつ暮らしやすい地域づくり」という恒久的なテーマを取り上げ、地理的・歴史的・文化的背景から地域特性を再検証し、理想的生活環境は何かを探る。また、各地域が再生(開発)に向けて進んでいる方向性をふまえながら、生活圏の再構築と未来に関する提言をまとめた。
今回紹介するのは、香港の地下鉄網整備のトンネルに採用されたダクタイルセグメント、東京湾横断道路建設における鋼管矢板の活用、北海道での高断熱・高気密の住まいを支える外壁材の開発、島根の農業集落向けの排水処理システムの設計、沖縄での高度浄水処理システム、ジャカルタでの上水道整備に向けたポンプの提供などである。過去から現在につながる生活文化を財産と捉えながら、新しい価値を生み出している様子を追った。

目次
  • 循環系からの体質改善
  • 大胆なるバイパス手術
  • 高密度へのもうひとつの対応
  • 気候に暮らし、水系に生きる
  • 地域特性と新技術のクロスオーバー
  • 潤いのコンストラクション

GLOBAL INDEX 1994

Vol.3―MANUFACTURING
特集―製造業の行方

  • 鋳造品
  • 鋳鋼品
  • ロール
  • 分解管
  • 改質管
  • 液中膜
  • 浄化槽
  • ダクタイル鉄管
  • 耐震貯水槽
  • ディーゼルエンジン
  • インプルメント
  • 建設機械

日本が世界に今日の存在感を示すまでに発展することができたのは「モノづくり」があったからだろう。産業構造がどのように変化しても、製造業は経済の主軸であり、発展していくものである。大きな転換期を迎えている今、クボタとして製造業の原点を再認識すると同時に、現状の諸課題を検証しながら、今後の製造業のあるべき姿を模索した。
今回は、クボタの基盤技術の一つである鋳造技術と新材料・新素材の開発、鋳造技術の海外移転、クボタが培ってきた水処理技術の応用としての液中膜の活用、ダクタイル鉄管と継手の技術を応用した地下空間向けの素形材の可能性に迫っている。また、生産拠点の姿として、インドネシアのエンジン、アメリカのトラクタ用インプルメント、ドイツの小型建設機械について取り上げた。

目次
  • 「鋳造」という名の技術基盤
  • 競争力維持のストラテジー
  • 水処理技術のコペルニクス的展開
  • ダクタイル鋳鉄管が描く地中構想
  • 生産拠点の座標―現地法人リポート1
  • 生産拠点の座標―現地法人リポート2
  • 生産拠点の座標―現地法人リポート3

GLOBAL INDEX 1993

Vol.2―INFRASTRUCTURE
特集―社会資本による豊かさへのアプローチ

  • ポンプ
  • 真空式汚水収集システム
  • ダクタイルセグメント
  • 屋根材
  • 噴水
  • ごみ焼却炉
  • 小水力発電
  • カントリーエレベーター

より豊かな社会の実現に向けて「社会資本の整備」は大きな命題の一つと言える。社会資本施設、それらを支える技術にスポットを当て、クボタの取り組みを紹介する。
今回は、「水」「農業」「環境」「暮らし」のそれぞれのテーマでの事例を取り上げた。バングラデシュでのポンプ基地を使った洪水対策と治水事業、日本での下水道整備とそれを支える真空汚水収集システムやダクタイルセグメント。そして、住環境の向上を支える屋根材の最新動向、住空間に自然を創造する噴水技術、新エネルギープラントとしての焼却処理施設。日本でのカントリーエレベーターの活用とこれからの農業、ブータンでの小規模水力発電装置について迫っている。また、クボタの技術や製品にとどまらず、各テーマにおける今後の展望も明らかにした。

目次
  • 水の制御ーバングラデシュ・治水プロジェクト
  • 静脈としての下水道網
  • 住環境と自然環境をつなぐ技術
  • ブータン王国・電化プロジェクト
  • カントリーエレベーターという名の農業思想

GLOBAL INDEX 1992

創刊―LOVE THE EARTH MORE
特集~クボタ・地球への指針

  • 耕うん機
  • エンジン
  • ダクタイル鋳鉄管
  • 回転式表面溶融炉

地球環境という切り口でクボタという一企業が何をなしえるのか、そして何をなそうとしているのかに焦点を当て、食糧、水、都市それぞれの課題解決に向けた取り組みを紹介する。「アジアの食糧基地」としての役割を担うタイの農業集約化・農業機械化、工業化と生活用水の需要によって水不足に直面する北京での導水ライン建設に使用する口径2600mmのダクタイル鉄管の提供、日本において二大都市問題として挙げられるごみ処理と下水汚泥処理の最新事例を深掘り。タイへのクボタの耕うん機の輸出、農業機械用エンジン製造の現地化への流れのほか、中国での導水ライン建設におけるクボタのダクタイル鉄管採用までの道のりを追っている。農業と工業の共生へ向けての活動や、都市環境を守るための取り組みなど、私たちの生活と地球環境をつなぐクボタの挑戦をまとめた。

目次
  • 食糧問題への提言―タイ農業支援の形
  • 水問題への提言―北京市・上水道事業プロジェクト
  • 都市問題への提言―切迫する都市の二大問題

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