クボタ アグリキッズサミット2025 第1部レポート

100人の小学生が「食と農業」の未来をつくる仲間に!
クボタ アグリキッズサミット2025 第1部レポート

2025.05.19

「クボタアグリキッズサミット2025」がスタート!
今回は2025年3月27日から29日の3日間で行われた第1部の様子を紹介するよ。

全国からアイデアを持った100人の小学4〜6年生が北海道に大集合!
「つくる」から「食べる」までの、つながりである「フードシステム」のさまざまな現場を訪ね、「食と農業」の今を知り、最先端の体験をしました。“おいしいものを安心して食べられる未来”をつくるために12チームに分かれ、仲間と情報を集めながら、一人ひとりのチャレンジを実現するための「かぎ」をさがし出す3日間だったよ。

活動レポート

  • DAY1 3月27日(木)

    朝早く、羽田空港・伊丹空港・新千歳空港それぞれに集まって北海道へ出発。
    100人が集合し生産者さんの思いの詰まったおいしい食をいただき、早速、「食と農業」の未来を学ぶために北海道大学へ!

    「地球の課題」や「フードシステム」について学び、農業の最前線「スマート農業」についての講義では「日本からでも海外にあるトラクターを操縦できるの?」「日本の食料自給率はどうなるの?」と質問が止まらなかったね。
    無人トラクターの遠隔操作えんかくそうさ体験では、離れたところから、子どもでも操作ができ、窓の外ではじっさい実際じっさいにトラクターが動いていてびっくりしたよ。
    スマート農業はトラクターだけじゃなくて普段食べているお肉やアイスクリームの加工のことも研究していたね。その後に食べたアイスクリームのあまりのおいしさに「お礼のメールを送りたい!」と大盛り上がり。

    夜は2日目におとずれる見学先施設を選ぶためにチーム対抗で「食べ物しりとり」を行い、大盛り上がり。今日会ったと思えないほどみんな息を合わせて頑張ったね。

  • DAY2 3月28日(金)

    2日目はフードシステムの現場を3つのグループに分かれて訪ねたよ。
    「おいしさ」「安心」のためにどんなことを大切にしているのか、それにはどんな思いがあるのか、どんなチャレンジをし続けているのか3つのポイントを中心に探ります!

    一番朝早いグループはなんと朝5時50分出発で札幌市中央卸売市おとずじょうへ!でも、前の日に頑張って選んだ行き先だからかみんなとっても元気!!「運ぶ」「売る」を担う市場の役割を学んで本物の“せり”を見学!飛び交う声や、走り回るターレット(荷物を運ぶ小さな電動車)の迫力に圧倒されたね。ホテルに戻って早速せりで使う「手形」を他のグループの仲間に自慢しちゃったよ。
     続いて出発したグループは「加工」の現場、トモエの醤油しょうゆぐらへ。醤油のつくり方を学び、衛生帽を装着して入った赤レンガでできた大きな醤油蔵しょうゆぐらは濃い大豆の匂いにびっくりしたね。スマート化と手動など加工のこうていでもいろんなバランスを考えてくれているからこそ、食べる人が喜ぶ醤油がつくられていることに一同「なるほど〜」
     3グループ目は「研究する」「つくる」について酪農学園大らくのうがくえんだいがくへ。育て方・飼料づくりなど酪農の最前線を教えてもらい、かっこいい防護服ぼうごふくを着ていざぎゅうしゃへ!牛さんたちは大きくてドキドキしたけれど、とっても大人しくて少し撫でさせてくれたね。最後はさく乳見学へ。パイプ越しに触った生乳せいにゅうはまだあたたかくて、大切な食べ物だと実感したね。
    一番朝早いグループはなんと朝5時50分出発で札幌市中央卸売市場へ!でも、前の日に頑張って選んだ行き先だからかみんなとっても元気!!「運ぶ」「売る」を担う市場の役割を学んで本物の“せり”を見学!飛び交う声や、走り回るターレット(荷物を運ぶ小さな電動車)の迫力に圧倒されたね。ホテルに戻って早速せりで使う「手形」を他のグループの仲間に自慢しちゃったよ。
     続いて出発したグループは「加工」の現場、トモエの醤油蔵しょうゆぐらへ。醤油のつくり方を学び、衛生帽を装着して入った赤レンガでできた大きな醤油蔵しょうゆぐらは濃い大豆の匂いにびっくりしたね。スマート化と手動など加工の工程こうていでもいろんなバランスを考えてくれているからこそ、食べる人が喜ぶ醤油がつくられていることに一同「なるほど〜」
     3グループ目は「研究する」「つくる」について酪農学園大学らくのうがくえんだいがくへ。育て方・飼料づくりなど酪農の最前線を教えてもらい、かっこいい防護服ぼうごふくを着ていざ牛舎へ!牛さんたちは大きくてドキドキしたけれど、とっても大人しくて少し撫でさせてくれたね。最後はさく乳見学へ。パイプ越しに触った生乳せいにゅうはまだあたたかくて、大切な食べ物だと実感したね。

    そして農業学習施設KUBOTAクボタ
    AGRI FRONTアグリ フロントでは未来の食と農業のためには「フードシステム」全体で考えるということ、そして新人農家に扮して農業経営シミュレーションゲーム「AGRI QUEST」に挑戦。「どこに売るか」「どうやってつくるか」を考え、相談しながら、経営けいえい判断にチャレンジしたよ。
    その後実際に農業をしているせんぱい農家の話を聞きました。地球環境にやさしいお米づくりをしている農家さんや、高校生農家さんのリアルな農業の話、かっこよすぎて質問が止まらなかったね。
    そして農業学習施設KUBOTA AGRI FRONTクボタ アグリ フロントでは未来の食と農業のためには「フードシステム」全体で考えるということ、そして新人農家に扮して農業経営シミュレーションゲーム「AGRI QUEST」に挑戦。「どこに売るか」「どうやってつくるか」を考え、相談しながら、けいえい経営けいえい判断にチャレンジしたよ。
    その後実際に農業をしている先輩農家の話を聞きました。地球環境にやさしいお米づくりをしている農家さんや、高校生農家さんのリアルな農業の話、かっこよすぎて質問が止まらなかったね。

    あっという間に最後の夜。盛りだくさんだけど1日の疲れもなんのその。
    この2日間で訪ねたフードシステムの現場ごとに、こんなことまでできるんだ!と思った“すごい!”ポイントや、自分も力になれるかも?と思った“お困り?”ポイントを、ワークシートにまとめたね。他のチームのなか仲間なかまたちと、お互いのチームがおとずれたフードシステムの現場について情報交換をしたんだ。説明した内容に仲間から質問をもらうとさらに新しい発見が見つかって大盛り上がりだったよ。

  • DAY3 3月29日(土)

    最終日は快晴!北海道の絶景を眺めながらの朝食。
    今日は万博でチームの代表として、アグリキッズ・アクションを宣言する友だちを選ぶ日。
    仲間と一緒にやるために大事だと思った「かぎ」を考え、第1部を通して「仲間と一緒にチャレンジしてみたいこと」の進化した内容をチーム内で発表したよ。
    発表の後は一生懸命考えて、チームから万博で発表する代表を選んだよ。代表が発表された時には自然と拍手が・・・!
    最後はこの3日間を振り返り、チームごとに「アグリキッズサミット第1部3日間の思い出発表」を行ったよ。あっという間の3日間だったね。

    最後にKUBOTA AGRI FRONTクボタ アグリ フロント前で100人揃って記念撮影の後にエスコンフィールドもおとずれたよ。なんと球場内のビッグモニターにアグリキッズサミットの文字が!!大歓声の中、第1部が無事に終了しました!!

100人の仲間たち!この第1部で体験したことや気づいたことは多かったはず。
せっかくみんなと過ごして
得た気づきを元に
第2部、第3部、さらには未来に向けてさまざまなことに
チャレンジし続けてね。
第2部でみんなと会えることを楽しみにしているよ!

実施概要

主催
株式会社クボタ
開催日時
第1部 3月27日(木)~29日(土)2泊3日 in 北海道
第2部 6月21日(土)午後 オンライン開催
第3部 7月25日(金)オンライン開催 & 大阪・関西万博会場
参加対象
全国から集まる2025年4月度新4~6年生
第1部概要
集まった100人の仲間たちと「食と農業」の課題を学び、農業の最前線を体感し、意見を交換することで、未来に向けて「今」できること=「アグリキッズ・アクション宣言」を考える3日間の合宿
●1日目訪問先
くるるの杜「農村レストラン」/北海道大学
●2日目訪問先
農業学習施設KUBOTA AGRI FRONT/札幌市中央卸売市場/トモエの醤油蔵/酪農学園大学
●3日目訪問先
北広島クラッセホテル(宿泊/ワークショップ会場)/エスコンフィールド