クボタではチタン酸化合物の様々な要素技術を確立しています。これらの技術を活用することにより、多岐にわたる分野での技術課題解決に結び付く新たな材料開発が可能となります。
クボタは、旧科学技術庁無機材質研究所との共同研究により、大径・長繊維なチタン酸化合物の合成を可能とする独自の製造方法「溶融法」を確立しました。
クボタは、溶融法などから得られるチタン酸層間化合物を用い、その層間に存在するイオンの交換反応により、異なる機能を持つチタン酸化合物に改質することが可能です。
また、この技術に通常の製法では出現しない特殊形状化技術を組み合わせることにより、「新たな性質をもつチタン酸化合物」を生み出す可能性を秘めています。