チタン酸化合物には、強誘電性で知られるチタン酸バリウムや、耐熱衝撃性で知られるチタン酸アルミニウムなど、様々な特性を持つ材料が存在し、その利用技術が発展しています。
一方、クボタでは、チタン酸化合物の特殊形状化技術や、TiO6八面体等の連鎖構造からインターカレーションを利用した誘導体合成技術など、極めて特異な技術を保有しています。
これらの技術を融合することから導かれる多様な性質は、これからの機能性材料として大きな可能性を秘めています。
図TOP-a
図TOP-b
株式会社クボタ ティーザクス部の開発理念は、「人と環境に優しい高機能材の開発を基本として、お客様の真のニーズに応える製品を世界に提供する」ことです。
「チタン酸カリウム TXAX(ティーザクス)」から始まった技術の潮流は、そのプロダクトテクノロジーとプロセステクノロジーを基盤に、新たな「機能」、「特性」を持った様々な可能性のあるチタン酸化合物へとその領域を拡大しています。私たちティーザクス部は、このような研究開発を通じて価値ある新市場の創出を目指し、持続可能な社会の構築に貢献していきます。