スマート農業体験イベント「未来の農家の一日を体験しよう!トラクタ遠隔操縦体験」を開催

2023年10月26日

”食と農業”の仲間づくりの場を志向する、農業学習施設 KUBOTA AGRI FRONTにおいて、国立大学法人北海道大学(以下、北大)とスマート農業体験イベント「未来の農家の一日を体験しよう!トラクタ遠隔操縦体験」を共同開催しました。イベントには、小学校4年生から中学校3年生までの児童・生徒とその保護者の18組(計37名)に参加いただきました。

KUBOTA AGRI FRONTでは、「次世代の農業を担う人材の育成」、「農業を中心としたコミュニティの創出や人材交流」といったテーマを掲げ、Fビレッジにおける「農業への興味喚起」、「農業を通じたひとづくり・まちづくり」に取組んでいます。

  • 午前中は、2023年8月31日に開所された北大にあるスマート農業教育研究センターで、農学研究院ビークルロボティクス研究室の野口 伸 教授によるスマート農業の解説や実際に遠隔操縦体験を行うトラクタのデモンストレーションなどを見学しました。

  • スマート農業教育研究センター内の機械倉庫で自動運転トラクタ研究の歴史を紐解きました。野口教授からの問いかけに対し、子どもたちから積極的に手が挙がり、かなり正確な回答で関心の高さが伺えました。

午後からは、KUBOTA AGRI FRONTに移動し、約20km離れた遠隔地から北大を5Gで繋ぎ、トラクタの遠隔操縦体験を行いました。また、その他にも、スタッフによるKUBOTA AGRI FRONT内で導入している作物栽培技術の紹介や収穫体験を通じて、スマート農業への理解を深めていただきました。

  • AI技術を活用した自動かん水装置が実際に動くようすを見学。なぜこのテクノロジーが開発されたのか等、技術開発の背景などにも興味を持っていました。

  • 作物に関する知識を深めてもらうため、「野菜のおもしろさ」をテーマに野菜クイズも行いました。野菜好きの子どもたちでも悩むほどの難問もあり、勉強になった、まだまだ野菜の知識を深めたいといった声があがりました。

  • 北大では、斜面・不整地でも水平を保てる4脚車輪ロボット「KATV(KUBOTA All Terrain Vehicle)」のデモンストレーションも見学。

今後もKUBOTA AGRI FRONTでは「“食と農業”の未来を志向する仲間づくりの場」として企業・行政・教育機関などさまざまな団体とのパートナーシップ構築しながら、“食と農業”の未来をともに考える場の創出に努めてまいります。
また、株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメント、国立大学法人北海道大学との3者連携協定で掲げた「農業への興味喚起」、「農業を通じたひとづくり・まちづくり」を実現するための取組みを進めてまいります。

関連情報

シェアする