最新アグリテックのデモンストレーションイベントを開催

2023年4月24日

農業学習施設KUBOTA AGRI FRONTは、4月14日に技術デモンストレーションを開催しました。
4社のスタートアップ企業が独自技術のデモンストレーションを行う様子を、報道関係者や地元・北広島市のアスパラガス生産推進協議会の皆さまにご覧いただき、“食と農業”の未来に向けた仲間として歩みをスタートしました。

KUBOTA AGRI FRONTのTECH LABは、最新の農業技術(アグリテック)をわかりやすく伝えることを目的としたエリアです。最大の特徴は、クボタの製品・サービスだけではなく、さまざまなパートナー企業の独自のアグリテックを数多く展示していることです。

  • TECH LABではトマト、いちご、アスパラガス、リーフレタスを栽培中。

参画いただいた4社には、自社のアグリテックがどんな価値をもたらすか、農業が抱えるどんな課題を解決するか、デモンストレーションを通じてわかりやすく説明いただきました。

  • ㈱プランテックスの完全閉鎖式植物生産装置。ここでは高品質なリーフレタスを毎日150株生産可能な設備を導入。

  • ㈱farmoの環境モニタリングシステム。アスパラガス栽培エリアで、温度や湿度、炭酸ガス濃度など空気中、土中の環境情報をモニタリングし、スマートフォンで可視化。

  • ㈱ルートレック・ネットワークスのAI潅水施肥システム。いちご、アスパラガス栽培エリアで、AIを活用し自動で最適な水やりと肥料散布を実施。

  • ㈱レグミンの自律走行型農薬散布ロボット。アスパラガス栽培エリアで、農薬散布を自動化。

  • 最新のアグリテックに興味津々の北広島市アスパラガス生産推進協議会の皆さん。デモンストレーション中には多くの質問が寄せられた。

実はクボタの仲間づくりは以前から着々と進められており、今回デモンストレーションに参加いただいた各社とは、2021年からハウス栽培のスマート化に向けた実証実験を共同で実施しています。KUBOTA AGRI FRONTでは今後も、さまざまなパートナーと”食と農業”の仲間づくりを進めていきますのでご期待ください。

またTECH LABは6月30日のグランドオープン以降、ツアープログラムの中で一般のお客様にも公開します。ぜひ最新のアグリテックを見に来てください。

  • いちごもすくすく成長中!

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