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[農業]の未来 持続可能な農業への布石。クボタの完全無人電動トラクタ。

人口増加。気候変動。農家減少。高齢化。よりよい未来をめざして、クボタは技術で立ち向かう。

完全無人電動トラクタ VISION スマート農業で実現する生産性の向上と環境負荷の低減。

生命を支える「食」を守り続ける。そのためには持続可能な農業の確立が不可欠だ。その取り組みの一つが、完全無人電動トラクタをはじめとするスマート農業。たとえば天候条件、生育状況など様々なデータを収集、分析。クリーンエネルギーを動力とする農機が最適な経路を高精度で辿り、必要なときに必要な作業を自動で行う。圃場の水管理も遠隔で可能になる。データ活用と作業の省力化を促進し、より効率的な農作物の生産、地球にやさしい農業を実現させる。

持続可能な農業の実現をめざして、クボタは進み続ける。

完全無人電動トラクタ TECNOLOGY#01 戦後の食料難を救うために農機を開発。

1945年、終戦を迎えた日本に訪れたのは、度重なる天候不順と労働力不足による食料難。当時、多くの国民が飢餓に瀕していた。そんな状況を打破するために農機の研究開発を進めたクボタは、1947年に農業機械化の先駆けとなる耕うん機を発売。以降、トラクタ、田植え機、バインダー、コンバイン等の農機を次々と開発した。
これらクボタの農業機械が戦後の食料増産を支える一助となった。

完全無人電動トラクタ TECNOLOGY#02 止まらぬ農家減少と高齢化。農業の存亡危機から救う自動運転農機の開発。

2000年に約1,046万人だった日本の販売農家は、2025年には約323万人にまで減少する予測*が立っている。これは、より少ない人数で広い面積の農作業をこなす必要があることを意味する。またその予測では就農人口のうち65歳以上が占める高齢化率は約28%から約47%にまで上昇する見込みだ。そこでクボタが取り組んだのは、農家の負担を軽減し生産現場の効率化を図る自動運転農機の開発。農業に不慣れな人でも容易に操作でき、かつ高い安全性を確保する。*農林中金総合研究所(2007)「コーホート分析による農家人口将来推計」

クボタのその取り組みは、未来の農業を支えるための挑戦であった。

完全無人電動トラクタ TECNOLOGY#03 持続可能な農業のひとつの答え。CO2を排出しない農機の開発。

農業の未来を考える上で、切っても切り離せない地球温暖化の問題。農業分野から排出される温室効果ガスの影響は決して無視できるものではなく、環境負荷の少ない農機の必要性が高まっている。クボタは既存動力の改良だけでなく電動化や燃料電池の使用など、農機の脱炭素化に向けた研究を開始。農機では自動車と比べ持続性のある高馬力が求められ、圃場のタフな環境での使用に耐えうる大容量のエネルギーが必要になる。ヨーロッパでの実証実験、農業現場のニーズを踏まえて改良を重ね、例えば小型トラクタでは1時間の充電で半日の作業が対応可能になった。
地球にやさしい農業をめざして、クボタは全身全霊をかけて研究に取り組んでいる。

完全無人電動トラクタ TECNOLOGY#04 農機は自動運転から自律運転へ。エンドツーエンドAIプラットフォームが叶える完全無人電動トラクタ。

2020年、クボタはアメリカの半導体メーカーNVIDIAと戦略的パートナーシップを提携。NVIDIAのエンドツーエンドAIプラットフォームを導入することで農機の自動化、無人化の研究を加速させている。このエンドツーエンドAIプラットフォームを用いて開発された高性能なエッジAIが農機に搭載されることで、今まで「障害物」としか感知できなかったものを「人間」や「動物」、「雑草」など詳細まで認識する。これにより自動運転に欠かせない停止や回避といった緊急性の高い判断だけでなく、土壌の状態や作物の生育状態なども把握することが可能になる。その情報をもとに農機に搭載したAIが学習を行い、適切な作業の判断と実作業を遂行する。
すべては持続可能な農業のために。クボタはパートナーとの協創も推し進めていく。
作る人、届ける人、食べる人。みんなの幸せを支えていく。持続可能な農業をめざして、クボタは進み続ける。
[農業]の未来 完全無人電動トラクタ
クボタが思い描く未来の地球と技術
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