北海道大学との共同イベント「未来の農家の一日を体験しよう!トラクタ遠隔操縦体験2024」を開催しました

2024年11月29日

国立大学法人北海道大学(以下、北大)とスマート農業体験イベント「未来の農家の一日を体験しよう!トラクタ遠隔操縦体験2024」を共同開催しました。今年の本イベントでは小学校4年生から中学校3年生までの児童・生徒とその保護者の20組(計36名)にご参加いただきました。

昨年も大好評だったトラクタ遠隔操縦体験。今年も秋空の下、北大にあるスマート農業教育センターからスタート。札幌市内に広大なほ場をもつ北大に集合し、当日実際に遠隔操縦を行うトラクタのデモンストレーションを見学しました。

その後、農学研究院ビークルロボティクス研究室の野口 伸 教授によるスマート農業の解説があり、操縦体験への期待が高まっていきました。

午後はKUBOTA AGRI FRONTへ移動し、約20km離れた遠隔地から北大を5Gで繋ぎ、トラクタの遠隔操縦体験を行いました。

参加者は時に「(運転が)難しい」とこぼしながらも全員がコースを走破。実際に遠隔操縦技術を体験される中でその技術に驚く様子がうかがえました。

遠隔操縦体験を待つ間に施設スタッフによるTECHLABエリアの紹介が行われました。KUBOTA AGRI FRONT内で導入している栽培技術やイベントで活用される衛星通信技術にまつわる話を聞き、参加者からは「様々な形で農業に携わる方法を知れた」と未来の農業に興味津々の様子。

さらには来年2025年に開催され、クボタも協賛する大阪・関西万博に関連した「未来の食と農を考える」ワークショップを開催し、いまの食と農の課題やその解決に向けたアクションについて話し合っていただきました。

最後に野口教授から「皆さんに熱心に未来の農業を感じ・考えてもらえたことがとても嬉しい。そして未来の農業を考える時に例えば遠隔操作によって農家の方々が過酷な作業から解放されるなど、今日触れたテクノロジーなどがどのように活かせるのか、是非今後も考えてみてほしい」とコメントがあり、参加された方々からも「農業について考えるきっかけとなり楽しかった」「また来年も参加したい!」と大盛況の様子でイベントは幕を閉じました。

今後もKUBOTA AGRI FRONTでは「“食と農業”の未来を志向する仲間づくりの場」として企業・行政・教育機関などさまざまな団体とのパートナーシップ構築しながら、“食と農業”の未来をともに考える場の創出に努めてまいります。
また、株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメント、国立大学法人北海道大学との3者連携協定で掲げた「農業への興味喚起」、「農業を通じたひとづくり・まちづくり」を実現するための取組みを進めてまいります。

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