「食」と「学び」の祭典、「KUBOTA presents AGRI WEEK in F VILLAGE」が開催されました。

2023年10月24日

9月1日~9月10日の10日間をかけて「KUBOTA presents AGRI WEEK in F VILLAGE」が開催され、「食」と「学び」をテーマに、マルシェやクボタ製品の展示など様々なイベントが行われ、多くのひとで賑わいました。
また、農業学習施設 KUBOTA AGRI FRONTではイベント開催期間中に「食べるを学ぶ」ワークショップが連日開催されました。
誰しもにとって身近で重要な「食べる」ことから、サステナブルな未来や豊かな人生へのヒントを得るきっかけとなったワークショップは各回で盛況な様子でした。

「食と農業の未来を考える」

イベント初日は北海道大学大学院・工学研究院の石井一英教授を講師に招き、「食と農業の未来を考える」と題してわたしたちが日頃食べているごはんから、我々の生活を持続可能なものにするためのヒントを学ぶワークショップが行われました。
参加された方は真剣なまなざしで受講され、「自分の行動ひとつで未来に豊かな社会を残すことができる事がわかった」「今晩の食事ひとつからでも、持続可能な社会を意識していきたい」などの声があがりました。

「かめばかむほど旨くなる-ごはんの美味しさ-」

北海道大学農学部の食品栄養学の石塚敏教授、比良徹准教授を講師に招き行われた「かめばかむほど旨くなる-ごはんの美味しさ-」。実験を通して、お米を美味しく感じる原理や、よく噛むことの重要性が科学的なアプローチから紐解かれ、参加された方は「おいしい」と「栄養」の関係を楽しく、学びを得た様子でした。

「野菜がもっと好きになる!色のヒミツと魔法のレシピ」

野菜ソムリエ上級プロ&フードツーリズムマイスターの吉川雅⼦⽒を講師に、色から知る野菜の魅⼒や簡単なレシピをご紹介いただきました。
色鮮やかな野菜は食卓を華やかにするのみでなく、野菜の色ごとにもつ効能が健康的な食事につながることを料理の実演とともに学びました。知られざるその魅力に、参加者から時に驚きの声があがり、最後はみんなで実食。参加者は満足そうな表情を浮かべ、大いに盛り上がりました。

「ガーデンツアー」

KUBOTA AGRI FRONTの、POTAGE GARDENのデザイナーであり、花や植物と共にある豊かな暮らしを提案する⻑濱⾹代⼦さんに案内いただくガーデンツアー

POTAGE GARDENのコンセプトやこだわりのポイントをお話頂いたあと、実際にGARDENエリアへ足を運び、木や花々の織りなす美しいガーデンを眺めながら参加者の質問に答えながら更なる見どころを語っていただきました。

「未来をつくるスマート農業を知る!」

最終日はクボタ従業員を講師に、ゲームを使ってスマート農業の最前線を学ぶワークショップ「未来をつくるスマート農業を知る!」が開催されました。
スマート農業というと、ちょっと遠いイメージをもっていた小学生たちが、カードゲームを通じて農業経営の面白さを実感すると共に、自分が選ぶテクノロジーで実際に「儲かる農業」が実現できることを実感。最後は夢中になって、「終了~!」といっても、会話が止まらない活気あるワークショップになりました。

「はたらくくるま展示」

北海道クボタ様ご協力のもと、イベント期間中のエスコンフィールド入場口前にはクボタのトラクタや建設機械をはじめとした「はたらくくるま」たちが展示されました。
試合観戦に訪れた野球ファンたちも、展示の迫力に驚きの表情を浮かべながら記念撮影。
なかでも乗車体験ができるクボタトラクタM7とユーティリティビークルの前には長蛇の列が出来上がるほどの大盛況でした。

イベント最終日にはクボタスピアーズ舩橋・東京ベイから青木選手、オト選手、山本選手、トニー・ハント選手も応援に駆けつけてくれました。ラグビー体験会や写真撮影会、青木選手のファーストピッチなどが行われ、イベントを大いに盛り上げてくれました。

以上、Fビレッジ全体を通じて実施されたAGRI WEEK。北海道の秋と収穫の喜びを感じるイベントとなりました。これからも食と農業の魅力や可能性を感じるイベントとして、多くの人たちに愛されるイベントになればと思います。

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