Kubota People

クボタピープル

※掲載内容は取材当時のものです。

100%の力で仕事に臨み、
インド市場での
成長に貢献したい。

GLOBAL INDEX December 2016
レッカ パリワル
Rekha Paliwal
調達本部インドオフィス(KIO)
人事/アドミン/会計担当
グループリーダー・マネージャ
2007年入社

周囲の力強いサポート、それが確かな成長を促した

私は高校生の時に、交換留学で初めて来日しました。そのときに感じた街の美しさや人の優しさ、フランクさ、京都や奈良の伝統文化に魅力を感じ、将来は日本とインドをつなぐ架け橋のような仕事をしたいと思ったのです。だから、大学でも日本語を専攻し習得、卒業後は、主に在インドの日系企業で通訳として働き始めました。
クボタへは、知り合いが退職するのを契機に入社。当初は通訳として入社しましたが、以降、仕事の内容は大きく変わっていきました。それまで勤めていた日系企業とは違い、通訳に留まらない広範な仕事を任されるようになったのです。人事、会計、サプライヤーにとっての窓口としてだけでなく、KIO 全体のマネジメントまで担うようになりました。もちろん、最初は指導を受けながら仕事を覚えていきましたが、印象的だったのは、所長をはじめとする周囲の力強いサポートがあったこと。たくさんのチャンスをいただいたことで、着実に成長できたと感じています。
現在の重要な仕事の一つが人事です。出張者の対応や人事異動などの事務的な作業以上に大切なのが、社員一人ひとりが最高のパフォーマンスを発揮できる職場環境を創ること。それが自分のミッションだと思っています。そのため、社員がスキルアップできる体制の整備も進めています。また、調達本部の役割である部品調達においても、サプライヤーの品質向上に向けた改善指導の重要性がインド企業に理解されるようになりました。自分で考えて判断し行動することが求められており、それが確かな自信を生んでいると感じています。

「2015年サプライヤーミーティング」記念の一枚

働く女性を応援してくれるFreedomな環境

調達本部のインドにおける年間を通じた一大イベントに、37 社のサプライヤーを招いて開催する「サプライヤーミーティング」があります。セオリーやストラテジーを共有して、品質、納期等の改善、レベルアップを図るというものです。今年初めて、その企画運営の責任者としてミーティングを仕切りました。参加者からの評価は高く大成功。大きなやりがいを実感しました。100% 頑張ればできないことはないという確信を得た取り組みでした。
KIO の特徴に、日系他社にはないFreedomを指摘することができます。自由であるからこそ、個々人が自分の持てる力を十全に発揮できるのだと感じています。
私は2014 年に出産。当時、国の制度で、民間企業の育児休暇は3ヶ月と定められていましたが、クボタは6ヶ月の育児休暇を提供してくれました。出産、育児への理解、働く女性を応援してくれるその姿勢に感激しました。今後も、働き続けて自分が働く姿を子供に見せてあげたいと思っています。また、仕事の面では、他の拠点や事業部も経験することで、キャリアアップしていきたいと考えています。
振り返ると、私はクボタで多くのことを学び成長してきました。クボタの社員であること自体に幸せを感じています。これからも、クボタの社員という強い自覚を持って、インド市場での成長発展に貢献していきたいと考えています。