
2025年大阪・関西万博 「フューチャーライフ万博・未来の都市」にて、未来の「食と農業」を考える展示を行いました。展示テーマは、人々の願いや地球課題に対峙し、プラネタリーコンシャスな「食と農業」を考える研究所。
人類と共に進化し、いのちをつないできた「食と農業」の未来に思いをはせ、気づきや新しい考えが「芽生え(Germination)」る
場所を目指しました。

100年後、さらにはもっと先の未来。 私たちは何を食べているのでしょう。
いつの時代も、日々のごはんは、
さまざまな人に支えられてきました。
それと同時に、
誰もがより安心して食べられるよう、
技術を磨き、農業そのものを
革新させてきました。
いってみれば、ごはんは、
私たち人類がいのちを紡いできた証。
食と農業の未来を考えることは、
いのちの未来を考えること。
食と農業の未来について。
ちょっと想像してみませんか。

展示に触れてみてください
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人びとの願いと
技術が育んできた、
「いつものごはん」ここではSociety1.0~4.0までの食事をお弁当に見立てて変遷を表現し、それぞれの時代の食文化、ライフスタイル、農業生産、フードシステムなどその背景とともに、食と社会の変遷や価値のひろがりを視覚的に伝えました。
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農作業の完全無人化・
グリーン化のための
汎用プラットフォーム
ロボットいまだ農業に多く残る手作業を、ロボット技術を応用した精密作業を実施。
さらには、機械間のコミュニケーションにより、協調しながらも自律作業を行う、
複数機械の同時運転や共同作業を行います。加えて、新動力機構による温室効果ガス排出削減へも貢献します。-
01完全自動運転
高度な知能化により、農家の代わりに思考や判断をし、必要な作業を行う。
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02車体の変形
車体の中央部を起点に、左右・上下・前後に伸縮が可能で、作業に応じて機体を変形することができる。
不整地走行
傾斜地や凹凸のある路面でも、高い駆動力を発揮。デッキを水平に保つことで、安定した荷物の運搬や高精度な管理作業が可能になる。
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プラネタリーコンシャスな農業を目指す
シミュレーションゲームSociety5.0の世界で、地球にやさしく、世界中のすべての人に、幸せなごはんを届けるためには何が必要か。会場のプレイヤーの選択によって未来の食と農業がつくられていく、農業経営者視点のシミュレーションゲーム。
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