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ラグビーW杯のONE TEAMスピリッツ再び!クボタスピアーズに根付いた
強いチームづくりのための絶対条件

2019 . 12 . 27 / Fri

クボタスピアーズに根付いた強いチームづくりのための絶対条件

写真・文:クボタプレス編集部

ラグビー日本代表がワールドカップ(W杯)で初のベスト8入りを果たし、そのチームスローガン「ONE TEAM」が今年の流行語大賞の年間大賞を受賞。2019年は、まさに日本中がラグビー一色に染まった1年となりました。そして、その興奮も冷めやらぬ中、2020年1月には、日本ラグビーの最高峰「ジャパンラグビートップリーグ2020」が開幕します。

クボタプレス編集部は、そのトップリーグで前回大会の雪辱に燃えるクボタスピアーズに所属し、W杯では各国の代表メンバーとしても活躍した4選手に緊急取材! 日本一を勝ち取るための強いチームづくりの秘訣に迫ります。

強いチームに根付く互いを信頼する文化

クボタスピアーズは、40年以上の歴史をもった伝統あるチーム。今季こそ悲願の優勝を果たすべく、日夜強いチームづくりに励んでいます。

「選手やスタッフが強い信頼関係を築いていれば、たとえどんな壁に当たっても乗り越えていけるはず」と語ってくれたのは、新入団のライアン・クロッティ選手。「強いチームというのは、そういうカルチャーが根付いているものだと思います」。

ライアン・クロッティ。ニュージーランド代表。ポジションはCTB(センター)。攻守に渡り欠点がなく、リーダーシップと技巧に長けた堅実な仕事人。

ラグビー選手は、全員足が速いわけではありません。パススキルに長けた選手、フィジカルの強い選手、パワーのある選手など、小柄な選手から大柄な選手まで、さまざまな選手たちがチームには必要であり、それがラグビーの面白さのひとつでもあります。出身国や国籍にとらわれることなく、多様な個性をもった選手たちが互いを信頼し、ONE TEAMで戦う雄姿は、まさにダイバーシティそのものといえるでしょう。

多様な個性はチームのためにある

今シーズンのスピアーズもまた、さまざまな国籍を有した52選手で優勝を目指しています。そうしたチームをひとつにまとめるために心がけていることとは⁉

W杯での活躍も光った、日本代表のピーター・ラブスカフニ選手は、「いろんな人がいるからこそ、チームが強くなれるんです。そのためにも、今のチームに何が必要かを自分たちで見つけ、一人ひとりが貢献できる個性を伸ばしていくことが求められます。スピアーズのファンやクボタのためにも、チームスローガン「ONE」を目指してもっといいチームにしていきたいですね」と、さらなる強化、発展に力を込めました。

ピーター・ラブスカフニ。日本代表のFL(フランカー)。キャプテンシーと運動量に長けた、日本躍進の陰の立役者。愛称は「ラピース」。

また、W杯決勝のプレイヤー・オブ・ザ・マッチにも輝いた、南アフリカ代表のドウェイン・フェルミューレン選手も、自身の組織論を語ってくれました。「大切なのは、ともにハードな練習に取り組む仲間と『優勝トロフィー獲得』という目標を共有し、そのためのゲームプランを遂行すること。グラウンド上で問題が発生したときには、瞬時の軌道修正も必要ですが、常にチームに貢献できることは何かを考えていなくちゃいけない」。

ドウェイン・フェルミューレン。南アフリカ代表のNo.8。常に体を張り続けるハードワーカーとしても知られ、南ア代表に12年ぶりの優勝をもたらした最高峰のNo.8。

「個の強み」を最大限に引き出すために

今回の取材で学んだのは、強いチームとなるために、個を尊重し、同じ目標を共有することに加え、各々に最大限のパフォーマンスを発揮させる組織づくりがカギになるということ。それは企業の組織論でいわれる、多様な個性の活躍推進の場づくりと同じなのかも知れません。「One for all, All for one」の精神が結実したチーム力は、揺るぎない強さの原動力となるはずです。

「日本中のラグビー熱をすごく感じています。その流れに乗ってトップリーグにチャレンジできるのはとても素晴らしいこと!」と、興奮気味に語ってくれたバーナード・フォーリー選手の表情からも、その揺るぎない強さへの自信がうかがえました。

バーナード・フォーリー。オーストラリア代表のSO(スタンドオフ)。判断力に優れ、その冷静沈着なプレーからついたあだ名は「アイスマン」。

多くの海外トッププレイヤーが入団し、さらに選手層の厚みを増した今年のクボタスピアーズ。ラグビー旋風は、2020年も日本列島を駆け巡りそうです。

クボタプレス編集部もONE TEAMとなって声援を送りたいと思います!

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