Kubota People

クボタピープル

※掲載内容は取材当時のものです。

何でもやる、
どこにでも行く

GLOBAL INDEX March 2015
菅原 和也
Kazuya Sugahara
水処理海外部
2013年入社

世界の人々の役に立つ仕事を探して

私は学部で建築を専攻していたのですが、開発途上国のことを学びたいと思い、大学院は国際学研究科で国際開発学を学びました。実は、学部時代に一度就職を考え、いくつか会社訪問を行ったのですが、そのときは、どの仕事にも魅力を感じることができませんでした。その経験から、「自分は世界の人々の役に立つ仕事がしたいのだ」と気付き、大学院で再度学び直すことにしました。
大学院時代は、半年間フィリピンの現地NGOにボランティアとして参加しました。NGOでは小学校への給食事業の実施や、毎給食前に栄養や歯みがきについてのレクチャーを行っていました。また、日本の学生がスタディーツアーでフィリピンへ訪れた際には、現地NGOのコーディネーターとしても従事しました。NGOボランティアの経験から、「水の大切さを理解し、水と関わり、世界と関わる仕事がしたい」という気持ちが募り、クボタを志望しました。
クボタから内定をいただいた後、経済産業省が主催するインターンシッププログラムに参加したのですが、偶然にもクボタ農業機械インド㈱に行かせてもらったことがあります。その際に、現地でお会いした営業の方がとても魅力的で、こういう人になりたいと素直に思いました。その経験が、今日の海外営業として働きたいという動機付けになっています。

学生時代に所属していたNGO活動の一環で、教育支援を実施していたフィリピン国ナムコン村の子どもたちと共に

適応力と体力でチャレンジ

最初に配属されたのは、水処理システム営業部。日本国内の官公庁向けに水処理プラントの営業を行う部門です。しかし、私は「将来的には海外の舞台で活躍したい」と上司に話していたところ、1年後には現在の部門に異動。クボタは、若くてもチャンスをくれる会社だと聞いていましたが、それは本当なのだと実感しました。
現在、ミャンマーのティラワプロジェクトに参画し、工業団地に入居する企業を中心に、水処理プラントの営業活動を行っています。これから成長する国のインフラ整備や、プラントづくりに携われる喜びと共に、自分の知識と経験のなさを痛感しています。どの企業もミャンマー進出は雌雄を決するビッグプロジェクト。クボタへの期待と責任を強く感じ、「しっかりせなあかん」と身が引き締まります。少しでも早くお客さまの要望に応えられるよう、知識を習得し、経験を積み重ねる日々です。
私には思い描いている目標があります。入社から5年後をめどに海外駐在し、15年目を目途に海外の現地法人で責任ある立場になるという目標です。そのためには、「何でもやるし、どこにでも行く」。この覚悟だけは誰にも負けません。持ち前の適応力と体力でどんどんチャレンジしていきます。